BLACK JACK (3) (秋田文庫 1-3)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253169837

感想・レビュー・書評

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  • キリコ登場。キリコの話や『ちぢむ!!』のラストで叫ぶBJ先生が印象的だった。他にも医者としての苦悩・葛藤がいちいちかっこいい。熱い。この巻の中ではやっぱりキリコの話が好き。

  • 腹膜炎 移動盲腸と虫垂炎は区別が難しいんだ 神様とやら!あなたは残酷だぞ 医者は何の為にあるんだ ディンゴ エヒノコックス
    真田虫の一種 赤いブツブツ ミューテーション=変異を起こした凶悪な変種だ あんたの息子さんにはとても患者を任せられないね 腎臓じんぞう 駒鳥 つまり親の肺から血液をアンドレイ君の心臓へ直接流す 私のたった一つの取り柄はこの美しさよ若さなのよ 生き物は死ぬ時には自然に死ぬもんだ…それを人間だけが… それでも私は人を治すんだっ自分が生きる為に メキシコの瓢箪人形 研修医 私達は星を動かすようなもんだ お帰りなさい大統領閣下 ピノコ愛してる 腹水 膵臓癌は黄疸が起こるから直ぐ分かるけど膵体部の癌は 一億円 時効 クル病 駅のロッカーから そこに震撼させられたのである 相反する事実を、自嘲という緩衝材抜きにそれぞれ事実のまま受け入れると、どうなるか。分裂した二つの事実の間に横たわるのは、如何ともし難い深淵である。 漠とした寂寥 高村薫

  • タッタとミゲーレが出てきた!手塚作品は一作品だけでなく、読めるだけ読むのが正解だ。

    キリコ初登場。

  • ブラック・ジャックがどんな考え方で、治療にあたるのか、世の中の善悪とどう付き合うか、徐々にわかってきた。そして、あとがきがおもしろい。手塚治虫の読者である各人が、ブラック・ジャックをどう捉えているかが書かれ、なるほど、そんなふうにまとめ、表現できるのかと納得する。漫画の後のお楽しみになっている。

  • 昔に読んだ漫画を読み直しているけど、よく覚えているストーリーやコマと、まったく記憶にないストーリーとコマ。いったい何の違いだろうか。

  • 色んな要素が混じってBJというキャラをより深みあるものに仕立てている。やっぱりこの方の絵はあんまり好みではないけれども、食わず嫌いは駄目だという典型例。必読だったなと思いつつ、次巻へ進みます。
    ちなみにこのマンガってチャンピオンに連載してたのかな?どうでも良いことですがちょっと頭を過った次第。

  • 「二人の黒い医者」。
    ライバルの、ドクター・キリコ登場。

    安楽死推奨派。
    良い主人公には、良いライバルが必要。

  • 全体的には1、2巻と比べて小休止のお話が多かったあとはやはり医療や命と金の関わりについて重点を置いているように思われた 手塚治虫は医療行為というものを一概に尊いものとは考えずに弱点もあるものだと警鐘していたんだろうなあ 医療や医者は神じゃないっていうのを色んな話で主張しているように見える

  • 暖かい深い冷たさ。

  • 高村薫の解説は素晴らしい。手塚治虫を礼賛しつつもライバル心が垣間見え、作家としての矜持なのだろうが文字の力を感じるという点で、マンガとのよい対比になっている。
    全体的には生と死が隣り合わせである事を痛感させられる作品が多い。それにカネと欲がうまく絡んでいる。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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