BLACK JACK (7) (秋田文庫 1-7)

著者 : 手塚治虫

• 秋田書店 (1993年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[tsukasa26さんの感想 · 2019年2月16日]

南イタリア 干潟なんぞ二足三文にもなりゃしない！ 歪んだ心の底 脳血腫 転地療養 ベリリウム中毒症 肉芽腫 黒潮に乗ってポリネシアや東南アジアから漂着した民族もいたでしょう 団体とか運動には関わりを持たない質でしてね こいつは硬質ガラスでつくったのさ電気を通さない ついでに言うがこのビニール・ケースも不導体でしてね こういうことはよくあるもんでね ウーム…見事というか神業というかよくあの場所でこんな結紮けっさつができましたな！ 彼女を魂の救済にしているのを 苦さや倦怠を見ていた 理想の形のままでは有り得ないと知って 自分の中にある倫理 人間は世の中から許してもらって生きるのではなく、自分で、自分が生きる価値のある人間だ、と信じて生きてゆくものだ、と。 彼が育てる以上に、ピノコは信じられない生命力で前に進む。 自分が与えたはずの命が、自分を支える事の驚きと力。

[はるさんの感想 · 2017年7月16日]

ブラック・ジャックの中には様々な葛藤があり、命は重いけれど、悲しいくらいあっけなく消えてしまうことがある。それは仕方がないこと。今をどう生きるべきか、考えさせられる。自分の状況でも誰に共感するかは変わりそう。

[ぽんだなさんの感想 · 2017年5月25日]

子供のときに読んだ心の機微だったり、正義感だったり、矛盾だったり、憎しみだったりが、今読むとぐっと感じるものがある。もしかたしたら、１０年後、２０年後によむと、また違った感想を持つのかもしれない。

[0107springsteenさんの感想 · 2016年10月3日]

何だか飽きてきたな、言ってはいけないことかもしれないけど。
1話完結ものだから、流石に似たようなストーリーもあったりするし、何より読み続けなくても読者は何とかついていけるから、必然そうなってしまいますわね。
まぁ当のマンガ家は、一番しんどい作業をやっているとは思うんですが。

[まなべさんの感想 · 2016年3月19日]

「不発弾」から始まるブラック・ジャックが復讐したい因縁の５人。
裏社会に名を馳せているなら、すぐに突き止められそう。

[tokyobayさんの感想 · 2015年6月14日]

『灰色の館』「医者はひとのからだはなおせても、ゆがんだ心の底まではなおせん」

[tomoko-yさんの感想 · 2015年1月12日]

切ない話、恐い話、どの回も面白かった。

[nogiyunaさんの感想 · 2014年6月15日]

(2014-06-15)

[鳩摩羅什さんの感想 · 2012年10月28日]

第７巻、「不発弾」では、ブラックジャックの母親がどのように亡くなったかが描かれている。
復讐を誓う、ブラックジャック。

[貴世さんの感想 · 2012年6月9日]

「上と下」と言うエピソードが大好きです。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」