大好きが虫はタダシくんの: 阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)
- 秋田書店 (2013年1月8日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253217132
感想・レビュー・書評
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これもまた少年漫画にはそぐわないブラックな要素を含んだ作品集ですねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、空が灰色だから、で充分この著者の作品の傾向は把握しましたから、こういった作品集が出版されてもおかしくはないのでしょう…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
表題作は切ないというか…悲しいというか…何とも言えない感情を味わいましたね! 「吃音」とかそういうのが…テーマなんでしょうかね? 緊張してしまうと自分が何をしゃべっているのか、自分でも分からなくなってしまう…みたいな感じをうまい具合に表現していると思いました!
そんなわけで、読むとやや気持ちが落ち込む短編集ではありますが、個人的には堪能しました!
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この人のマンガは突き刺さってくるから困る。
困らないけど。 -
一回読んだことがあるのに気付かずもう一度読んでしまったかも。恐ろしい。恐ろしすぎる。
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日常モノから徐々に増していく狂気。
「デタジル人間カラメ」が不気味すぎる…。ラストの一コマはいつみても鳥肌が立つ。 -
最初の方にキャッチーな漫画を入れてから最後の方にブラックな漫画を入れてくるところが凄いなと感じました。あつい冬なんてただのホラーだしね表題作の大好きが虫はタダシ君のはどんよりしましたがとても楽しかったです
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・「灰色」「乙女心」
・「ドラゴンスワロウ」
・「破壊症候群」
・「あつい冬」
・「デタジル少年カラメ」
・「大好きが虫はタダシくんの」
後半になるにつれて凄まじくなっていく。 -
大好きが~
これは一読して「?」となり、狂気を書こうとしているのかな?といったんは処理してしまったけれど、これを「コミュ障の人(=私)」と読むと破壊力がえげつない。笑いのポイントがわからない。声が小さい。吃ってしまう。喋った内容が理解されない。相手は最初は頑張って合わせてくれようとするけれど、自分よりもコミュニケーションが潤滑にとれる人へと流れていく。エグい、しかも志織ちゃんは人の心があるしコミュ障(=私)も上手く話せたら嬉しいし上手く話さなかったり空回りしたりすると焦る。メタフィジカル、で、エグい。 -
モノの弾みで『ちーちゃんはちょっと足りない』と共に
購入する羽目に(笑)。
描かれているのは、
カワイイけれど少しズレている女の子たちの日常だったり、
コミュニケーション不全だったり。
漫才の練習中、
仲良し女子高生コンビを襲った異変「あつい冬」が怖くて悲しい。