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- / ISBN・EAN: 9784253231022
感想・レビュー・書評
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「ハードコアSF」こと『エイリアン9』は、アニメ版の衝撃から知りました。詳しくはそちらの感想で書きましたが、強烈なイマジネーション、アバンギャルドな作風は自分が大好きなもので、アニメを鑑賞したからには是非漫画で結末を知りたいと思い、購入しました。読者側に一方的に理不尽を押し付けてくる感じ、好きです。
原作を読んで感じたのは、アニメに多く見られた芸術的シーンは少ないものの、やはりそれは映像作品の強みというもので、原作での世界観、描写力がなければなしえなかったことを考えると、原作のちょっとハイテンポなくらいが読んでてちょうど良かったですね。あと、意外と百合っぽい展開があったり、キャラクターも深掘りされていて、自分の中で大幅にアニメ版の補足ができました。
絵は上手いしかわいいんですけどね〜。物語後半に従っていくにつれて、意図的な崩壊を見せ始めるエグいストーリーがもう本当に面白いです。いちばん可哀想なのはくみちゃんかな……。彼女だけじゃないけれど、みんなの人生もなかなか狂っていきます。でもそのことに対して、ことに序盤では疑問に感じない人が多いということの違和感が、また不気味でちょっぴり胸糞ですね。
さぁ、2週目いきますか〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アニメ版の歪な映像美に惹かれ原作も読みたくなり購入しました。
アニメ版では映像作品的な側面が強いと感じられ、ストーリーは比較的おざなりに感じられたのですが(OVA全4話に収めるためにああいう形にしたのはむしろ良かったと思います)こちらの方がストーリーや設定はよく理解でき、アニメ版だけではわからなかった部分が補完できたのでよかったです。 -
1998年~99年頃にワクワクしながら読んだことを思い出し懐かしく思いました。お話の中盤までを扱ったアニメも面白かったな~。この作品が描く世界や置かれた状況の独自性はやはりとても凄いし、大好きです。
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かすみちゃん可愛い!勿論皆可愛いけど!!愛らしいイラストと、それからは想像が出来ないグロさのバランスが良い。可愛い女の子たちの日常の中に居る異色のエイリアンが登場人物たちに影をつけて、より魅力的にしてます。世界観が好き。
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文句の付けどころがないのになぜ知名度が上がらないのか不思議でたまらない。
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かわいい!グロい!そんな漫画
6年生三人組のエイリアン対策係の活動を描いたストーリー
かすみ+イエローナイフ共生萌え。 -
[comic]
だいぶ前から興味はあったんだけど、今の今まで縁が無くて読んでこなかった。他の漫画を買うときに在庫があるのに気が付いたので同時に購入。発売から6年になるにもかかわらず初版が届いたのは御愛嬌。
一読したときにはどこか釈然としない、もやもやした物があった。そのもやもやが何か考えながら読み直してみて気が付いた。
「主人公が主人公してない」
絵柄と小学校が舞台という事で、なんとなく少年漫画のつもりで読んでいたけど、これはヤングチャンピオンに連載されていたSF漫画なんだよね。少年漫画には主人公の主体的行動または成長が無いとダメだという信念があるので、ただ泣き続けるばかりのゆりちゃんに納得できなかったんだ。
でも少年漫画じゃないならそれは欠点ではなくなる。ちょっと説明が足りないと感じる人もいるかもしれないけど、物語にはすべてを語る義務は無いとも思うので、これはこれでいいんじゃないかと。
そのうちエミュレイターズも買ってみよう。 -
キモカワって言葉は、ボウグのための言葉だよね(!)
そんな、かわゆすボウグ達(エイリアン)が小学生と「エイリアン対策係」として大活躍!な、おはなし。(半分本当)
久しぶりの再読でしたが、やっぱり面白くて名作だなぁと。
丁度一冊にまとまっているコンパクトさもオススメです。
#コンプリートver.は、従来の1〜3巻にイエローナイフのエピソードが書き下ろされています
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OVAではゆりちゃんが井端珠里。。。
オープニングとエンディングも歌っているのね。
ちょっと気になる。 -
絵とグロのギャップがすごいと思います。