クジラの子らは砂上に歌う (3) (ボニータコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253261036

感想・レビュー・書評

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  • 砂の海をゆく船が全て。世界はそこで完結しているはずだった。知りたいと思うことは罪なのか。否、知ることが苦しみだとしても知りたいのが人なのか。

    単行本じゃなくて大きな紙面で読みたい、有機的ファンタジー。ナウシカを彷彿とさせる80年代な絵で、ちょっとだけエウレカ。それが最近じゃあ新鮮ではある。1〜3をまとめ読み。

  • 泥クジラの運命はどうなって行くのか。戦闘慣れしていない民はどうやってこの戦いを越えて行くのか。次巻の展開が気になる。そしてあとがきまんがの内容も毎巻気になる。

  • エヴァとナウシカを足してちょい足ししたような印象

  • いろいろ、泥のクジラの外のことが少しわかった。
    そして、戦うことを決めた。
    ラシャさまが言った言葉も気になる。

    だけど、やっぱり殺し合いは切ないだけだ。

  • 穏やかな死より、抗う生を。相容れない者達が互いに殺し合う苦渋の道を選択をしたクジラの子ら。戦力差は歴然。敵船の動力部を破壊する奇襲作戦は成功するのか⁈

    純朴で優しい人々が戦闘へと駆り出され、殺されていく。親しい者を失い、憎しみは募ります。どうやらクジラの子らのサイミア能力は強いらしい。彼らはどう変わっていくのか?
    ここらへんに咎人として流刑になった理由があるのでしょうね。悲劇が予想されます。

  • 今年一番の当たり漫画だと思う。
    丸善で完全にジャケ買いでしたが…

    世界観としては、ナウシカみたいかなぁと思います。
    過去の文明が滅んでいたり、不思議な力が使える人がいたり。

    でもこのお話は閉ざされた世界の人々が必死に生きようとするお話。
    ボーイミーツガールで始まるお話ですが、結末は悲劇的な終わりになってしまうのではないかと思ってしまいます。(まぁ現時点でもかなり悲劇的な展開が続いてますが)
    ジブリみたいになんか説教臭くないのがいいよね。

  • 相変わらず壮絶で美しくて凄い。忘れられない昨日とあるかわからない明日を胸に戦いの用意をする姿は、しかしどこか祭りの準備のように楽しそうにも見え、戦いに至っても貴重な今日の一瞬が積もっていく様を噛み締めるように読んでいる。

  • 2巻目を読んでようやく事態を理解。
    心を殺して調和を目指す国家と、心を殺すことを拒んだ人々と。
    面白くなってきました。
    スオウが結構かっこいいとか、オウニかっこいいとか、個性が見えてきて先が楽しみです。

  • 1巻~3巻をまとめ買い。

    ボニータの編集長がチャンピオンから引っ張ったのだろうか。生き生きと登場人物を描いている様が美しい。装丁のKOMEWORKSさんもとても良い仕事。

    注文があるとすれば、書店では平積みの緑スリップで、押しが弱め。タブロウ・ゲートと並べても遜色ない(し、食い合わないと思う)ので、営業さんには頑張って欲しいな、と。

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