炎人 (10) (ボニータコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
3.22
  • (1)
  • (0)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253261104

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  フリーター早乙女煌が、病に悩む人々を救うお話も、とうとう十巻目。
     今回、新たな道が、登場人物たちに示される。
     ――ブンと八尋。彼等の今後である。
     八巻『家族の肖像』に於いて、ブンは八尋にプロポーズをした。自分と結婚してくれと。アリサの父親になってくれと。
     八尋はそれを認め、ブンと一緒に暮らすことに。新婚ホヤホヤなブンは、寝ても覚めてもウキウキしっぱなし。
     そして、なににつけても八尋を心配した。「俺がやるよ」「八尋が心配」――。
     人間は、居場所を奪われてしまうと、心も奪われてゆく。ブンの愛情過多は悪いことではないし、八尋を心配する気持ちもわかる。
     しかし―――。
     八尋の些細な変化にも気づくことができなくなってしまったブン。そんな彼をおとしめるかのように、ある出来事が勃発する。
     八尋という人間はどんな存在なのか。ブンは八尋の心に近づくことができるのか。そして、新たな『秘密』とは?
     それがいま、明らかになる。

     この巻以降、わたしはコミックスを購入していません。本誌を立ち読みして済ませています。
     …初期の雰囲気がなくなってしまったからかもしれません。絵柄もですが、それよりも、あの独特の空気が何処かへといってしまったように思えるのです。

全2件中 1 - 2件を表示

東山むつきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×