こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ ケアをひらく)

著者 : 中井久夫

• 医学書院 (2007年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[長野保健医療大学図書館さんの感想 · 2022年5月27日]

本学のOPACはこちら↓
https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=005702

[momongadesuさんの感想 · 2022年5月9日]

2022/05/09
半年くらい前に中井さんの学術系の本を読んでみようとして難解で読めなかったんだけど
この本は文章が平易で読みやすかった。色々勉強になる。多くの人はここまではならないかもしれないけどこの本の中の人達と自分と決して遠くはないんだと思って改めて日常とか人に対してとか色々思い出すことがあった。

[にっちょさんの感想 · 2021年8月31日]

実におもしろかった。精神医学にかかわりがなくても、人生の本質をついているような箇所が多く、興味深く読んだ。あとがきは少し難解になるけれど、本文は講義録がもとになっていることもあり、とても読みやすい。「精神保健いろはかるた」もよかった。たまに見返すのもおもしろそうだ。

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2021年2月1日]

摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99021981

[あっちょぱすさんの感想 · 2020年9月14日]

先生が長い臨床の中に獲得した言葉の使い方を知れました。非常に良かったです。
これからは自分に「一生懸命やっているのに辛いね」と心で唱えながら患者さんと向き合うことにします。

[dさんの感想 · 2018年5月26日]

医療従事者以外にも為になる本。

[occuppsyさんの感想 · 2018年5月9日]

図書館本 493.7-N34 (10007006667)

[ぽぽさんの感想 · 2018年2月19日]

とても読みやすいです。
それは、中井先生ご自身の体験からお話しされているからなのだろうと思います。
その分、とても具体的です。

読んでわかりやすいですが、私が使えるのは私の体験から得たものだけ、ということでもあるので、体験しながら書かれたことを後追いしていく形になるのかなぁ、とも思います。

[ピーナッツさんの感想 · 2015年8月23日]

人と真摯に向き合うことを考えさせてくれる。
また読み返したい。

[susuharaiさんの感想 · 2014年9月20日]

この本が自分を支えてくれました。読み返すと温かい気持ちになります。

著者プロフィール

中井久夫（なかい・ひさお）
1934年奈良県生まれ。2022年逝去。京都大学法学部から医学部に編入後卒業。神戸大学名誉教授。甲南大学名誉教授。公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構顧問。著書に『分裂病と人類』(東京大学出版会、1982)、『中井久夫著作集----精神医学の経験』(岩崎学術出版社、1984-1992)、『中井久夫コレクション』（筑摩書房、2009-2013）、『アリアドネからの糸』(みすず書房、1997)、『樹をみつめて』（みすず書房、2006）、『「昭和」を送る』（みすず書房、2013）など。訳詩集に『現代ギリシャ詩選』(みすず書房、1985)、『ヴァレリー、若きバルク/魅惑』（みすず書房、1995）、『いじめのある世界に生きる君たちへ』（中央公論新社、2016）、『中井久夫集　全11巻』（みすず書房、2017-19）

「2022年 『戦争と平和　ある観察』 で使われていた紹介文から引用しています。」