グースバンプス (10) 鳩時計が鳴く夜 (グースバンプス 世界がふるえた恐い話)
- 岩崎書店 (2007年3月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265065707
感想・レビュー・書評
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この話はホラー感はほぼなかったですが、中々面白かったです。
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[ 内容 ]
<1>
ドアがひとりでに開き、閉じた窓のカーテンが風をはらんだように揺れる。
クローゼットからはささやき声としのび笑いが…この屋敷にはなにかがある。
愛犬ピーティは、その正体に気づいたように走りだした。
<2>
仲良し四人組で廃屋にしのびこみ、地下室から持ち出してきたカメラ。
シャッターをきるたびに、恐ろしい写真がでてくる。
グレッグはカメラをしまいこもうとするが、自分を撮れといってきかないシャーリは、ついに…。
<3>
小さなスポンジのような物体。そいつは、動きまわるわけではない、襲いかかりもしない。
でも、たしかに生きていて、不気味に息づき、私のまわりに次つぎと災いをもたらす。
…もう逃げられない。
<4>
頭を引きぬかれた子どもの幽霊がさまようという心霊観光の名所ヒルハウス。
幽霊の頭をさがそうと、夜のヒルハウス・ツアーをぬけだしたドウェインとステファニーが、その屋敷のなかで目にしたものは…。
<5>
目を覚ますと、人形が月明かりのなかでクリスをみつめていた。
この人形は生きている。
歩きまわっている。
でも、知っているのはクリスだけ。
だれも信じてくれない。
…そして、ついに人形は汚い言葉でわめきはじめた。
<6>
鏡の前に立ち、ランプのスイッチを引くと、明かりがつくと同時に鏡に映っていたマックスの姿が消えた。
透明人間でいる時間の長さを競いはじめた子どもたち。
マックスは、この遊びの恐ろしさに気づくが…。
<7>
ジャングルのように植物で埋めつくされた父の研究室。
うごめく植物からは不気味な息づかいがきこえてきた。
動物のようにすりよってくる植物たち。
父はマッド・サイエンティスト?
狂った科学者なのか。
<8>
霧に閉ざされた森のなかのキャンプ場。
遅れて参加したアレックスとハリーの目の前で次々と恐ろしいできごとが起きる。
キャンプの仲間は新人歓迎のいたずらだというのだが、現実のようにも思える…。
<9>
初めてみかけた男の子ダニーは、となりに住んでいるといった。
いつ引っ越してきたのだろう。
同学年だというが彼の友だちはハンナの知らない子ばかり。
ハンナはダニーの正体を疑いながらも彼を助けようと…。
<10>
その朝、目を覚ますと数日前の誕生日にもどっていた。
やり直したいと願ったつらかった誕生日。
でも失敗はくり返された。
次の朝はもっと前のある日にもどり、その次の朝は…。
いつかマイケルは幼い頃の自分に。
[ 目次 ]
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[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
1~10巻まであり、この本は10巻目です。グースバンプスはホラー系の本です。グースバンプスとは鳥肌という意味があり、とても怖い本です。内容は、今日はある子の誕生日で、その日はとても最悪な1日でした。子どもはもう1度やりなおしたいと願いました。次の朝、目を覚ますと昨日に戻っていました。けれど、また失敗。なんども繰り返すが失敗ばかり。次の朝は子の幼いころに・・・。
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2011年11月28日
<GOOSEBUMPS 10:THE CUCKOO CLOCK OF DOOM>
装丁/茶谷公人