パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 562
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265070473

作品紹介・あらすじ

みんなのためにパパは、わるものになる。父から息子へ伝えたい、男同士のいちばん大切なこと。

感想・レビュー・書評

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  • 「わかんないけど、わかることにする」

    映画や小説にもなり、超有名に。みんなを喜ばせるために、わるものになるって大変な役割だよね。泣きます。その人の思いやりに。やさしさに。(5分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #パパのしごとはわるものです #板橋雅弘 #吉田尚令 #岩崎書店

  • タイトルがいいなぁ。
    目に入ると思わず読んでみたくなってしまうのです。

    ぼくはパパの仕事を知りません。
    学校の宿題で「おとうさんのしごと」を調べることになったので、仕事に行くパパをこっそり追いかけました。
    到着したのは体育館。
    そこではプロレスの試合が行われていました。
    リングの上ではドラゴンVSゴキブリマスクの試合がはじまるところ。
    でも、パパはどこだろう…?

    パパの仕事がわかったときのぼくの心の中を考えると、切ないなぁ…。
    くやしい気持ちが、パパと向かい合ったときの表情からひしひし伝わってきます。
    でも、そんなぼくにパパが言った言葉がとてもすてき。
    夕焼け空のオレンジがとてもやわらかくて、やさしい気持ちになれるラストシーンでした。

    • すずめさん
      >nyancomaruさん

      こんにちは☆
      いつもコメントありがとうございます(*^^*)

      絵がまたすてきなんですよ。
      試合の...
      >nyancomaruさん

      こんにちは☆
      いつもコメントありがとうございます(*^^*)

      絵がまたすてきなんですよ。
      試合のあと、ぼくの前に立ったときのパパの表情がなんともいえないのです。
      ぼくやパパの言葉になっていない気持ちが絵から感じられるのです。

      ぜひ読んでみてください☆
      2012/07/13
    • すずめさん
      >円軌道の外さん

      こんにちは☆コメントありがとうございます♪
      私はなぜか園芸委員でしたw

      すごく子どもたちの近くに寄り添う活動...
      >円軌道の外さん

      こんにちは☆コメントありがとうございます♪
      私はなぜか園芸委員でしたw

      すごく子どもたちの近くに寄り添う活動をされているんですね!
      きっとプロボクサーの方に読んでもらうと、さらに味わいが増す絵本だと思います。
      2012/07/13
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ぼくやパパの言葉になっていない気持ちが」
      想定された読者年齢が判りませんが、言葉にならない気持ちを表現するなんて、、、高度だなぁ~

      イラ...
      「ぼくやパパの言葉になっていない気持ちが」
      想定された読者年齢が判りませんが、言葉にならない気持ちを表現するなんて、、、高度だなぁ~

      イラストレターが吉田尚令だと言うのを見落としてました
      「雨ふる本屋」や「きつねの窓」の優しい感じとは違う。とってもパワフルな絵ですね。
      是非とも見てみなきゃ!
      2012/07/17
  • 5歳〜。プロレスことを知らないと理解できないかもしれないが、ストーリーも、絵の雰囲気も好き。

  • よくわからない父親の仕事が何か、こっそりつけて確かめたら悪役レスラーだった…!という絵本。
    絵の勢いがとても良く、話も面白かった。
    最後はちょっとほろり…なんだけど。けど。
    子供が読んでも面白いと思うし、共感もするだろう。
    ただ、うがった見方をすると、親の仕事を子供に誇って欲しいというのは親の側の勝手だなと。
    もちろん、そうなれば親子共々ハッピーなんだけど、自分の子供にこの絵本を読んでとは私は言えないなと思うし、もし子供が自分で見つけて読んだのだとしても、親というものはこういう風に思って欲しいんだろうなと理解して、無意識にでもそうなろうとする子が結構いるんじゃないだろうか。
    この作品に限らず、一般的に見て正しそうなこと善さそうなことというのを押し付けないで描くのは難しいものだなと思った。
    ジンときたんですよ、続編も読んだんですよ、でも個人的に引っかかりもあったよということで。

  • 伏線が回収されていく面白さ。
    そして扉絵までにエピソードが。

    素敵な1冊だと思います。

    読み聞かせにおすすめ。

  • 「宿題に書いちゃうのが面白い。
    先生なんて言うかな?
    わるものって泥棒?って聞くんじゃない?」(S8)
    「やだ。ダメ。わるものになっちゃだめ。」(M5)

     これは何歳むけの絵本なのか微妙。
    世の中にはそういうお仕事もあるんだけど、実際に周りにそういう仕事をしているひとがいなければ、それを小さいころに教える必要があるのかな?
    内容を確認せずに読み聞かせしてしまったのを反省。
    考えさせる本ではあるけど、考えられる年齢で読ませないとかな。
    フィクションとノンフィクションの境。
    プロレスはスポーツなのに八百長?
    必要悪。
    どれも説明が難しいや。

  • わるものがいないと、みんなが楽しめない。

    わからないけどわかることにする。

    父と子、それぞれの想い。

  • 一口に“わるもの”といっても、本当の悪人ではなく、仕事人として“わるもの”を演じるパパの姿に理解を示していく男の子の姿が好印象。
    プロレスのシーンも迫力満点で、言葉は少なくても読み手に訴えかけるパワーは十分ある。
    これはぜひパパと息子で熱く語り合いながら読んで欲しい。

  • プロレスがテーマになるとは。なかなかいいんじゃないかな。

  • 「「正義の味方」にあこがれちたのに、パパのお仕事は、悪役レスラーだったのです。でもやっぱりぼくにとっては「せいぎのみかた」です。」

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著者プロフィール

【板橋雅弘・作】  東京都出身。中央大学法学部卒。ラブコメ漫画『BOYSBE…』の原作を手掛けたほか、著書多数。近作に『ウラナリ』シリーズ(講談社・YA!ENTERTAINMENT)がある。

「2014年 『ぼくはまいごじゃない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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