山の上に貝がらがあるのはなぜ? はじめての地質学

  • 岩崎書店
3.80
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本棚登録 : 140
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265851850

作品紹介・あらすじ

岩山で見つけた貝がらの化石。どうしてこんなところに海のカキが?
地層と化石が物がたる地球の歴史、動きつづける大地のダイナミズム。

自分たちが生きるこの大地の成り立ちや歴史、岩石や地層への興味をかきたてます。
地質学のおもしろさを知る絵本!

感想・レビュー・書評

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  • なぜ高い山の上から貝の化石が見つかるのか、素朴な疑問をわかりやすく描いている。サブタイトル通り「はじめての地質学」だった。

  • 〇ラスト近くの山の上の光景がダイナミック&ロマンチックだ。地層は楽譜というのも素敵だ
    〇はじめての地質学絵本

    ・地質学者とは“Geology”。ギリシャ神話で「カオスの娘」「母なる大地」とされる女神ガイア“Gea ”と「学問」を意味する“logia”が組み合わさった言葉。
    “logia”は言葉“logos ”に由来する。
    →地質学者とは「母なる大地の言葉を理解するもの」「岩の言葉を話すもの」とも言える。
    ←丸っと素敵だ


    姉が弟(多分)に、山の上でなぜ貝殻が見つかるのか、地球の歴史と地層の仕組みをレクチャーする

    ・カキはどうやって山の上までやってきたのかな?
    ・世界で最初の地質学者と発見したもの
    ・化石ってどうやって出来るのかな?
    ・2本の線に挟まれた部分を地層という
     …崖が楽譜なら、地層は音符で線は休符
      地球の歌を聴く
    ・化石は地層の年代の手がかり
    ・地質時代の名前の由来
    ・化石のカキが暮らしていたころの地球を思う
     黒い濃い色の堆積岩…たくさんの有機物を含む
     茶色や赤茶色の岩 …空気に触れる環境で堆積
     灰色を帯びた地層 …水中で堆積した岩
    ・岩を拾って、割ってみて!
    ・化石になった今も海の中にいる生き物たち
    ・海はどうやって山をのぼったのかな?

  • 珍しく、地学、地質学の本です。
    山の上になぜ貝の化石があるのだろう?
    と思った少年が大きくなって地質学者になり、書いてくれた絵本で、とても分かりやすいです。
    学校、買い!

    2022/03/10 更新

  • 息子9歳4ヶ月
    息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。

    読んだ◯
    好反応◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    「また借りてきて!」「続き読みたい!」
    その他◯

    地質学について描かれた、ステキな絵本です。

  • 穏やかな絵と静かな語り口で解説してくれました。

  • 「岩山で見つけた貝がらの化石。どうしてこんなところに海のカキが?
    地層と化石が物がたる地球の歴史、動きつづける大地のダイナミズム。

    自分たちが生きるこの大地の成り立ちや歴史、岩石や地層への興味をかきたてます。
    地質学のおもしろさを知る絵本!」

  • 地質学との出合いに最適。岩石の多い山に行く時などに。
    家庭よみ向き
    〜中学年
    地層、山、鉱物

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