北欧に学ぶ小さなフェミニストの本

  • 岩崎書店
4.09
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本棚登録 : 255
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265860449

感想・レビュー・書評

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  • 児童書としては難しいテーマなうえ、文化の違いなどから、正直児童が手に取る本には思えなかった。
    大人が読むにはとても興味深く感じるのだけど。

    エッバが鏡に自分の裸体を映して、自分の体をすっごくいいと受け入れているところが好きだった。
    作られた美の価値観に縛られない社会になるといいな。

  • 本当の平等にはまだまだ遠いと感じた。選挙が大事な事を改めて感じた。

  • 子供向けのジェンダーの本。すごく入りやすかった。

  • 支配の手口。
    いないものとされる。
    笑いものにする。
    情報をわざと与えない。
    どちらを選んでも文句を言う。
    責任を押しつけ、恥をかかせる。
    ノルウェー人のベリット・オース(心理学者)より。

  • 姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→https://library.koutoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SS00103601

  • 権利は戦って得たもの。
    そのままの自分。
    こういう価値観を幼い時に理解していたり、大人が理解していたりする国とそうでない国はそりゃ違うものになるよね。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • フェミニズムは女性が女性の権利を主張するものだと思っていたが、全く違った。
    作中の「わたしは、わたし。ぼくは、ぼく。」の言葉に勇気をもらった。
    自分が自分でいられるために、あなたがあなたでいられるために、フェミニズムはあるのだと思う。

  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11413171

  •  フェミニズムとかフェミニストという言葉を最近富に耳にします。男女平等という言葉も。「雇用機会均等法」元年が偶然にも就職年だった世代で、職場での女性の立場云々が盛んに話題になった時代も通過して来ています。
     私自身は、男女の差というものを意識した、自覚した、変だと思った記憶はあまりありません。学校の授業で、技術・家庭の授業が、男女で別々の授業を受けるというのだけは変だなとは思いましたが、技術の先生は女性でしたし、家庭科の授業には、男子生徒も参加していたので。
     むしろ、からだの持つ機能が違うのに、すべてを同じにすることそのものに無理はないのか?と思っています。自然界で生きる生き物として、どう行動するのか、という視点が大切なのではないのかな、と。

     フェミニズムとか男女平等ということにもやもやっと感じている人、意識してなかった! という方にとっては、この本で紹介されている内容と、主人公の女の子が家族や友人たちと考え行動していることは大いにヒントになるでしょうし、学ぶことも多いのではないでしょうか。女性の権利を、男女平等を、と訴えアクションを起こすことよりも、今、大切なのは、個人の差を意識することなのではないだろうか、と常々思っているので、むしろもやもやが深まってしまう結果となってしまいました。

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著者プロフィール

1953年生まれ。スウェーデン芸術家協会会員。スウェーデン作家協会会員。
1975年以降、スウェーデン各地で作品の個展を開催。絵本を中心に数多くの作品を発表。
本書によってスウェーデン図書館協会から2002年度カール・フォン・リネー賞を受賞。
本書以外に代表作として次のような作品がある。
“Lilla feministboken”, Tiden, 2006.(フェミニズムの本)
“Vem ar jag?”, Alfabeta, 1997.(自分さがしの本)
“Tecken pa papper”, Alfabeta, 1995.(紙と文化の本)

「2009年 『10歳からの民主主義レッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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