- Amazon.co.jp ・マンガ (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267014444
感想・レビュー・書評
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都長安で暴虐非道を極める董卓を何とか倒そうと絶世の美女貂蝉は色仕掛けによる董卓と呂布の仲違いによる破滅を企てる
朝廷の大臣王允の養女である貂蝉は、本当の娘のようにして育ててもらった父への恩に報いるため自分の身を犠牲にしてと考える
三國志の前半のおもしろいところだ
まんまとその罠にはまり、一人の女性におもしろいように翻弄される董卓と呂布、天下を動かした男も所詮こんなものなのかと思う
そして、ついに自分を重用してくれた董卓を殺してしまう
後半の読み所は何と言っても曹操と呂布の罠と罠
大火傷を負い呂布に大敗を喫した曹操が、自分は死んだと噂を流し、偽の葬儀まで
この時ぞと攻めてきた呂布軍を隠れ潜んでいた曹操軍が
滅多撃ちにするという経緯
なかなかの4巻だった 満足!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
廃都・洛陽で天子の玉璽(ぎょくじ)を手に入れた孫堅(そんけん)は、袁紹(えんしょう)の陣営・荊州を攻略するも襄陽城の戦いで落命します。一方、権勢を我が物にする董卓(とうたく)の暗殺を企む王允(おういん)は、董卓の軍師・呂布(りょふ)と仲間割れさせるため、絶世の美女で養女の貂蝉(ちょうせん)の力を借り、呂布による董卓殺害に成功するのでした。董卓の死で黄巾賊が息を吹き返したため、朝廷の命を受けた曹操は討伐軍を指揮し鎮圧します。凱旋した曹操は、父の曹嵩(そうすう)と暮らそうと迎えを遣りますが・・・。
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美女連環の計。演義ですが、いつ読んでも男は女性に弱いなあと思います。呂布にあと少し知力があれば。
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。 -
呂布がめちゃくちゃうざい、、、。
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感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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最高
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慣れ親しんだ『三国志』のストーリーに極めて忠実な展開なので、さすがに自分如きでも容易に流れが思い出せますな。この頃の曹操は割と迂闊にボロ負けを喫するケースが多くて、大火傷からの葬式偽装とか「どこが知将やねんな…」なパターンに陥りがちで。そしてこの巻、劉備ほとんど出てこないし。ま、貂蝉の健気さに素直に泣こう。董卓もなあ…固太りイメージは一連のゲームによる印象であって、横山ではむしろ神経質ないやらしい中年のおっさんに過ぎぬな。孫堅は割と瞬時に死んで見せ場ほとんど無いのが残念であるが、ま、当時はこんなもんじゃろ。