新釈水滸伝〈下〉

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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267016189

作品紹介・あらすじ

乱世を生きる人間学。不正が世を覆い、悪が巷にはびこる。私利私欲をむさぼる権力者たち。苛政に苦しむ人々。怒りに燃える男たちは遂に立ち上がった。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて知ったのですが、中国の「水滸伝」という作品は中国においてはあまりいじられないというか、いじってはいけないという暗黙の了解がある作品のようです。大好きな津本先生の「水滸伝」を読んでみたのですが、どうも……正直、中学生の頃かな?に読んだ横山光輝先生の漫画「水滸伝」のと大差なく、絵がある横山先生の作品の方が面白く感じた。

    子供の頃に記憶したストーリーが延々と綴られており、正直北方水滸伝のあとではこの上下巻を読むだけの忍耐はなかった。漢を感じられない中国の作品をなぞったように感じられ始めて津本先生の作品で満足できなかった!

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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