青い島の教室

著者 :
  • 潮出版社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267019173

感想・レビュー・書評

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  • 池永さん節が久しぶりに出た作品です。安心して楽しみながら読みました。

  • ”不幸でも、幸せでもなく、人間としていちばん穏やかな状態。ほんとうは、それが人間にとって一番幸せな状態なのかもしれません・・・”本文のなかに書いてあるセリフ。同感。
    東京の中学校で事件を起こしてしまった熱血先生が、小さな島に転勤させられる。同じ間違いは侵さないように、ぐうたらな先生を演じるようになった。
    クラスには、喧嘩屋の不良、美人ゆえにいじめられる女生徒、島の権力者の娘、モンスターペアレントをもつ授業妨害の男子生徒がいる。
    いろんな生徒のいろんな思いから、いろんな事件が起きる。
    ぐうたら先生が、熱血先生にもどり生徒に向き合っていく感動作。

  • 久しぶりに青春熱血先生の活躍と淡い恋の物語にワクワクさせられた。最近、熱い情熱も薄れはじめ、熱い人生を忘れかけていた(笑)自分がヒーローになったようで、心嬉しい気分にさせてくれる本であった。こんな青春してみたい(^-^)/

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著者プロフィール

1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞受賞。その他著書多数。

「2021年 『おっさんたちの黄昏商店街 それぞれの恋路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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