ほかほかパンプキンとあぶない読書会 卵料理のカフェ3 (RHブックス・プラス)
- 武田ランダムハウスジャパン (2011年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270104019
作品紹介・あらすじ
秋も深まり、卵料理のおいしい店"カックルベリー・クラブ"では読書好きの男女を集め、お見合いパーティ兼読書会が開催された。好評のうちにお開きとなったが、参加者のひとり、町長候補であるチャック・ピーブラーが店を出たとたん、飛んできた矢が額に命中して即死してしまった。どうしてこんなことに?このままでは店にも影響が出る。スザンヌは真相究明に乗り出すが、また恐ろしい事件が起こって…。素朴な家庭料理レシピつき、シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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<卵料理のカフェ>シリーズ、3作目。
アラフィフ女性が活躍する~にぎやかなコージー・ミステリです。
卵料理など家庭的なメニューを出す<カックルベリー・クラブ>を経営するスザンヌ。
料理名人で落ち着いているペトラが調理、細身で軽快な幼馴染のトニが給仕という担当で、二人の友人が共同経営者。
苦労人の3人は、つぎつぎに企画を立てて頑張っています。
読書好きのためのお見合いパーティも成功したかに見えたが‥
参加者の一人で町長選挙に出ている候補の一人が、店を出た途端に、飛んできた矢に射られてしまう。
このままでは店にも影響が出ると、捜査に乗り出すスザンヌ。
ハロウィンも間近に迫り、大きくて格好の良いカボチャを手に入れるため、ジュニアの紹介を受けることに。
ジュニアは、トニの年下の夫で離婚係争中だが、互いに未練もあるらしい。
そして、ハロウィン・パーティの席上で‥?!
基本は楽天的なムードで、美味しそうなものが満載、にぎやかに話が進みます。
お茶と探偵シリーズに比べると、中年のパワフルさがユーモラス。
町中のこの店で会うということは交際を公言することだったり、地方都市らしさも。
医師のサムとの仲が進みつつあるのだけど、恋愛を描くのが得意じゃなさそうなのはご愛嬌?
日本人だったら感情移入させるにはもう少し違う書き込み方をしそうだけど‥
気楽に読めます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初にお断りしますが、お話はとても面白く、「卵料理のカフェ」シリーズだけあって美味しそうな料理の数々も目白押し、でてくる登場人物も個性的魅力的なのです。なのですが!主人公にモヤモヤしっぱなしなのです。前二作から感じていたのですが、この作品の主人公は、とても私が好きにはなれないタイプなのです・・・。人によっては愛されるキャラクターなんでしょうが、このいやぁな感じはなんでしょう。無意識に押しが強く、棚上げが上手いのです。主人公の恋人と見なされる男性も「お前は記号か!」というくらい個性がない・・・。この男性が登場すると途端にどんな劇的な場面でもつまらなくなるのです。告白しますが私はこの男性が登場する度にひっこめ、と思っています。でもこのシリーズは大好きなので、毎回イライラしながら読むのです。どうにかなりませんでしょうか。
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主人公が回を増すごとに大立ち回りというか、どたばた。いったいいくつなのかと分からなくなってきた。料理の描写が好きなのだが、、、
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図書館で。
面白くないわけじゃないんだけどマンネリ化を感じる。大体平和な田舎町と言ってるわりに殺人事件が多すぎる。そして当たり前のように主人公が殺人現場を発見するって…マンガじゃあるまいし、と思っちゃいますよね。私が保安官だったら彼女の後をくっついていくな。
前も思ったんですが別に事件と言えば殺人に限らないだろう、と思うのでもう少し平和的な事件とその解決という方向にはならないのだろうか?それと朝食屋だけでもいっぱいいっぱいなのにこ洒落たレストラン経営って…無理じゃないか?と思うんですよね。
というわけでだんだん飽きてきたのでこのシリーズもここまででいいかな…。というかハンサムな医者と一夜を過ごした後に彼を愛してる?とか初めて考えるヒロインがアメリカ的だなあ…とか思いました。ハイ。 -
小さな南部の町でおこる連続殺人。いや、連続なのか?偶然なのか?
著者の他作品同様の流れの起承転結なのですが、水戸黄門みたいに、気にならずに読んでしまいました。 -
なんかいろいろ隔靴掻痒。
あと余韻なさすぎにも程がある。
やっぱりこの作家とは合わないなー。 -
アラフィフのお姉さま方のお店に行ってみたいものです。
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2012年1月2日読了。