デザインのための数学

著者 :
  • オーム社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784274068256

作品紹介・あらすじ

建築、模様、工業製品、キャラクターづくり等でイメージどおりのデザイン効果を得ることができるよう、図形をもとに比率・シンメトリー・規則性・変形などの数学的な側面を紹介。実践的に「デザイン」を作成することができる。

感想・レビュー・書評

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  • 借りたもの。
    デザインを数学の視点から考える入門的な本。
    漠然と感じていた傾向を論理的に補完してくれる。
    黄金比、白銀比の洋の東西で異なる嗜好への言及、パターンやフラクタルなどのシンメトリー構造から、カオス理論のデザインについてまで。
    後半には具体的な実践、パターンの描き方も紹介。

    「神は永遠に幾何学する」はプラトン、
    「弦の響きには幾何学があり、天空の配置には音楽がある」とはピタゴラスの言葉だった。
    デザインは自然の中に存在する法則性だ。それはヴィジュアルに限らず、音楽にも関わる。

  •  おそらくこの本を読むような人はデザインに興味があり、他の本を読んだ上で何冊目かにこの本を手に取る人が大半だと思うので、そういう意味ではもうどこかで見たようなことが書かれていて見新しく感じないような気がする。ふんわりと数学に面白みを感じている人が読むと雑学的に楽しめそう。

  • 背ラベル:410.4-ム

  • 数学的な式で理論を説明した箇所もいくつかありましたが、
    注釈の通り読み飛ばしても問題はなかった。
    ついよみとばしてしまいました。
    デザインのための、というより、デザインを数学でという感じ。
    黄金比、白銀比、等差・等比数列でのものの配置、などなど。
    うんうんとうなるより、さらっと読めるタイプの本でした。

    [メモ]
    黄金比、白銀比などの話
    →絵を描く上で参考になりそう
    →キャラクターの輪郭、大人びて見せる、こどものように見せる。の参考
    →構図としてこれらを意識してみてはどうか。
    →写真の被写体を黄金比を意識する
    →A4.B4と言ったサイズは白銀比

    エッシャー風繰り返し模様
    →凹凸がある絵をPhotoshopで繰り返し模様作るにはどうしたらいいか気になった。
    →作り方は理解できた。やってみたい。

  • 【数学要素はかなり少なめ】
    黄金比、白銀比などのデザインの根幹を成している基礎中の基礎を学ぶには良い一冊。

    が、黄金比、白銀比、シンメトリーの説明が全体の8割を占める。そこに対しては数学的な要素はほとんどなく、実例かつ感覚的な説明がなされているにとどまる。

    表面的で、あまりデザインの核心に触れられなかったので、☆2つとした。

  • 自然のデザインが一番美しい。
    デザインに潜む数学の話。
    自然は最小を好む。

  • ちょっと求めてたものと違った。
    紹介されている事例や数列は一般的な知識レベルで、実践的な内容はありません。
    実践がない上に事例を取り上げた論拠がたってないので、ちょっとしたトリビア紹介のような印象。

  • デザインに関わる幾何学をやさしく解説。
    黄金比とシンメトリーの意義を手変え品変え紹介していて、形を扱う仕事の人は知っておいてよいことばかり。

    2200円もするのに、ものたらない!
    …といえばものたらないが、参考文献は載っているので展開は各自で。

    p.215に、カオスの「ロジスティック写像」を描くためのProcessing のソースが載っているが、
    strokeWeight(1);
    だと細すぎてよく見えないので、2か3にするといいです。

  • ちょいと物足りない。

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