その時までサヨナラ

  • 文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286000107

感想・レビュー・書評

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  • 泣けた。
    山田悠介で泣けた。

  • 山田悠介っぽいエグさ(?)は全然なかった!
    全員いい人でいい話でした

  • 泣けます

  • これは一気に読んでたらやばかったかも。
    最後は泣いちゃいます。
    別れはツライです。

    そして、何事も失って大切さに気づくものなのですよ。

    最初の悟は嫌いな人だったけど、
    裕太の為に変われて良かった。

    今まで読んだ山田さんの作品とはとても異なる内容で、
    読みやすくとても良かったです。

  • 味噌汁の作り方が変だと思った。

  • すごく感動しました。
    ドラマ見たかった(´Д` )
    滅多に本を買わない私が文庫化になってすぐ買いました。

  • 先週の金曜日が終業式で今日はもう冬季休業、そう冬休みなのですが、今日の午前中1年生女子が二人図書室にやってきました。
    入口ドア付近で少し二人が躊躇しているのがガラス越しに見えましたので、(?)と思い声を掛けると「勉強してもいいですか?」とのこと。
    「いいですよ」と答えると鞄を棚に置いて、午前中いっぱい二人して静かに勉強していました。
    今年の1年生は真面目でおとなしい生徒が多いです。

    では、山田悠介さんの「その時までサヨナラ」

    この本は常連さんの職員さんに薦められました。
    「山田悠介だけど、怖くなく感動系ですよ。読んでみてください」と言われ、読みました。
    「黄泉がえり的です」と言われたのですが、その通りでした。

    帯から
    『仕事のことしか頭にない悟は、遺された息子を義理の両親に引き取らせるつもりだった。ところが、妻の親友が現れたことから、事態は思いもかけない展開を見せ始める』
    『ホラーの鬼才が切り拓く感動のストーリー』
    『山田悠介初のラブ・ファンタジー』

    仕事一筋と言えば聞こえはいいが、仕事だけでなく愛人までいる全く家庭を顧みない出版社勤務の男性が主人公。
    列車の事故により妻を失うが全く悲しみもせず、遺された幼い一人息子に対してさえどう扱っていいものかわからす、妻の両親に育ててもらうつもりでいた。
    そんな時に妻の親友を名乗る一人の女性が現れ、父親としてしっかり息子を育てられるよう、厳しく男性を教育する。
    そんな時に仕事上の大きな失敗により、閑職に追いやられる。

    訳のわからぬ女性の出現により、息子に向き合い、家事を覚えていく。

    少しずつ少しずつ、男性が変化していく。
    そして、最後・・・・・。

    2008年に購入してから16の返却期限の印が押されてあります。
    16人が読んだことになりますが、生徒の
    「良かった」
    「泣いた~」との声を思い出します。
    家族って良いですね。

  • 旦那に読ませたい(^_^;)

  • 夫婦仲は悪いはずだった。
    その妻が死んで、霊能者の身体を借りて夫と子供の元へ戻って来る。
    夫婦の愛を取り戻す物語なのだろうが、
    前半の仕事上の人間関係やトラブルの方が面白く読めた。
    途中で物語が夫婦愛の方向に行ったのは残念だった。

  • 仕事との距離の取り方を考えさせられた。
    自分は悟のようにすぐに立ち直れるのだろうか?

    それにしても、震災前にこの設定は怖すぎ。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 大変読み易かった。謎が解けた。そんな事本当にあるのかと思ったが、そこはお話。主人公森悟ががらりと家族のために変わる様子がテーマの話。

  • 読破できず
    なんか、気持ちが入りきらなかった

  • 中学生の時に1度読んだはずなのにめちゃくちゃ感動して泣いた。深夜12:00過ぎた時に突然読みたくなってKindle版を購入して読んだ。5%ぐらいしか記憶に残っていなかったので作者の思惑に正直にハマって驚きっぱなしでした。
    久しぶりに小説を読めて良かったです。ありがとう。

  • 主人公の父親の心境の変化がよかった。最初が最初だけに。

  • 以外な接点でびっくりした。
    お父さんが変わっていく姿を見て凄いなと思った
    感動して泣いた

  • ありがちな小説のパターンといってしまえばそれまでですな。文章が読みやすく一気に最後まで読むことができました。

  • 人に薦めたい本
    泣ける

  • 中学三年生の次男に勧められて読みました。子供の世話なんてしたこともない男が段々家事を覚えたのは亡くなった奥さんの親友の指導のお陰。どこからラブファンタジーになるのかと思いきや、なるほどラブファンタジーでした。分かりやすくいい感じで終わる泣ける話でした。

  • 6/10 1日で読破
    面白くないとゆうレビューがありつつも
    スラスラ1日で読めました。
    山田悠介さんらしいミステリー?ホラー?もありつつ、最後は泣いてしまいました。

  • 本屋さんで、感動するという帯を見て、気になっていた本。
    リズムに乗りやすい文体なのか?、スラスラ読めた。

    ラストを知っていたので、見知らぬ女性の登場は驚かなかったが、最後を知っていたにもかかわらず、最後はウルっときた。
    悟にしても、裕太くんにしても、亜紀さんにしても切ないお別れ。

    裕太くんが健気なところが、一層、ウルっと度を上げた感じ。

    でも、そもそものキッカケが、福島での大地震。というところが、東日本大震災を思い出し、あの地震があったから書いたんだろうなーという気持ちでいたが、読み終わって、発行日を見たら、2008年と。。
    東日本大震災の3年前に書かれたものだったんだね。
    失礼しました。。

  • 家庭を省みず仕事に没頭する夫。脱線事故で妻を亡くした夫と子供の前に妻の友人が現れ...

  • 別居中だった妻が、震災による列車事故で、突然この世を去った。
    残された息子と暮らし始めた悟の元に、妻の親友を名乗る女が現れ、2人の暮らしの手助けをし始める。

    新聞広告で見つけ、手に取った本。
    読みやすく、スラスラ読み進めましたが、う〜ん、イマイチだったかも。

    主人公の悟が、最後まで好きになれませんでした。
    子供への薄い感情とか、すぐに物に当たるところとか、ダメですね、私には。

    綺麗にまとまった話ではあったけど、感動はなかったです。

    残念でした。

  • 妻を突然の事故で失った悟。
    彼は残された幼い子供を育てて行こうとしていた矢先、ある女性が現れる。
    その女性は悟の部屋に居着き、悟と子供の面倒を見始めた。
    果たしてその女性の目的とは?
    そして、運命の歯車が回る!

    …すみません、正直、感動できませんでした。
    帯には「ラブ&ホラーの決定版」って書いてあったけれど、う〜ん、今イチ。
    読んで、ちょっと時間を返して欲しいと思った1冊でした。

  • オチがすぐに分かったけど、同い年の男の子がいるせいか、泣けた。

  • 綺麗な山田悠介

  • 山田悠介の小説は、『リアル鬼ごっこ』と『×ゲーム』を10年前に読んだ。
    今回はそれらの2冊とは毛色が違う感じ。
    ホラー感が薄れて、SF要素が強調されてる。

    主人公の視点から家族愛が描かれている。
    話は私の好きなタイプで素直に感動した。
    けど、なんかどこかで聞いたことありそうな、有りがちな展開だったという印象。
    感動したんだけど、期待したほどでは無かった。

    主人公の周りの登場人物が途中から放置されているのが残念。
    もっと周りのキャラクターが濃ければ、主人公にも感情移入できたのかなあ。

  • 中学生の時に読んで、ラストでかなり泣いた。小説で泣けたのは初めてだった。大人になった今もう一度読んでみるのもありかなー。

  • 妻が事故で亡くなって、息子と住むことになった悟。そこに妻の友達と名乗る女性が現れて。

    うーん。あんまりやったかな。
    読みやすかったけど、読んだ後、?って感じが残った。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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