死神ブログ

著者 :
  • 文芸社
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本棚登録 : 70
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286091143

感想・レビュー・書評

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  • ん〜。

  • いじめで死ぬことにした主人公、カウントダウンのブログ路を始めた、すると自分をいじめてたやつが次々と惨殺されていく。いったい誰が?ブログに書き込みしてくる奴の正体は?
    で、まさか、強引に二重人格って落ちじゃないよね?とおもったら・・・そうなんかい!ひねりもトリックもなんもないんかい!という話

  • うーーーん。山田悠介絶賛って帯だったけど。あー確かに、好きそう。
    って思うくらい皆殺しだった。

    なんだけども、、、山田悠介もそうなんだが。あのリアル鬼ごっこですらも、オチそんなんかよーっていう毎回毎回山田悠介の作品はラストに至るまでがめちゃくちゃ面白くて、オチでなんだよーっていうのが多くて読まなくなったけど。

    こちらも同じくらいに、、、オチというか人物描写が、、、雑。なんだかなぁ、なんか悪い奴もそこそこ悪いことしてるのに、はらわたにえくりかえるほどに入り込めないし、やられてるやつの描写も半端なうえに、ラストそれはないわぁ。っていう。

    ハサミ男あたりを読んでもらって、このオチにするならここまでやらないとダメよ。って言いたい。

    このオチつけるなら、ハサミ男くらいがっちり人物像作って落とそうよ。

    もう人物が薄くて、、、、本読みながらドラマ見てるくらいの入り込み方しかできない。浅い。人物像が、、、浅い。

    あー失敗したなぁ。って久々に思った一冊。

  • 壮絶ないじめを受ける悠哉。自殺を決意した彼は死ぬまでの日々を遺すためブログを立ち上げると、悠音を名乗る人物から書き込みがあった。彼と言葉を交わしていくうちに、救われた悠哉だったが、クラスメイトが殺された日から事態は一変する。 *** 今回の感想は批判的なので、ワンクッション。




    正直今回の小説は読んでいて何度もくじけそうになった。オチをそこに持っていくためになのか、カタルシスを伴う復讐モノとしても不可解な連続殺人モノのサスペンスホラーとしても、うううん。というのが第一の印象。黒幕を最後に引っ張り出してきたが、正直その黒幕のためにこのオチにしたのだとしたらとても残念。最初から最後まで復讐モノで突っ走ってほしかった。こういう連続殺人が起こったりすると、登場人物たちの不安や憤り、葛藤などの感情がぶつかり合ったりしてより人間のリアルな部分が浮き彫りになっていくが、そういう描写があまり感じられない。あったとしてもやや弱い。主人公の心理状況もポエム的な描写が多くありいまいち伝わってこない。個人的には最初の壮絶ないじめの辺りが一番の盛り上がりどころで、あとは淡々と同じ日々を繰り返し、淡々と人が死んでいった。連続殺人の犯人である人物のキャラも変にサイコパスにしようとして失敗した感じ。

  • 短所もあるが、オチのあっけらかんさが良かった

  • 展開は結構早いのでスラスラと読める。
    ホラーというかなんだろ?
    社会からのイジメや大人の思想とか人間の悪意
    だけが延々と綴られているもの。
    個人の思想と悪意がテーマなのかな?

    最後は物語が物語なだけにやるせなさだけが残るもの…そこは残念だった。

    主人公が哀れといえばいいのか何も知らなかっただけでよかったといえばいいのかただ手のひらで踊り続けるピエロな話…。

    結局所詮は力。という小説

    まあ一個人の感想何で気になった人は読んでみては如何でしょう?

  • ホラー漫画好きな著者が書いたと後書きにあったけど、ああ、と納得。
    ライトに読めるホラーとミステリーの融合した読み物ってイメージ。

    普段何も考えずに本を読む私にも落ちが読めるのはどうかな、って思ったけれど、気軽に読むには良い本かも。
    買ってまではちょっとだけど、図書館で借りるなら他の著作も読んでみたいかな。

  • 久々にタイトルに目がついて手にした本。学校図書館に入れてもらい読みました。こっち系の本はあまり読まないのですがすんなり読めました。

  • なかなかに凄惨な復讐ホラー。いじめ・学校裏サイトという悪意のかたまり。その現代の恐怖を描いているあたりが、いじめっ子たちに訪れる制裁よりもむしろ怖いかもしれません。
    正直ネタは読めました。ホラーを読み慣れている人なら、このネタは十中八九見抜けるはず。それでも展開はスリリングで中だるみせずに読み進めました。そして……うわあ、この真相は見抜けなかった! 分かりやすいネタだと侮っていたら、案外と意外なラストです。

  • 犯人の目処はすぐについたのだけど、あのエピローグはひどい。
    個人的な好みだが、胸糞悪いです。
    それと、突っ込みどころ満載の本でした。
    帯に「ホラー」ってあったけど、どの辺が?
    タイトル『死神ブログ』って、ブログなんてほとんど出てこないじゃん。
    この場合の「二重人格」は「人格障害」とは言わないのでは?
    って感じでした。
    とは言いつつ、最後まで2時間くらいで読んでしまいました。
    読みやすい文章ではあった、かな。フォローになってないな。

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