- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297109691
作品紹介・あらすじ
「ビジネスにおけるSDGs入門の決定版!」
今年いちばんのビジネスキーワード・SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。国連が策定した17の目標(ゴール)と169のターゲットで構成されています。本書は「いまさら聞けないSDGsの基本」から始まり、SDGsに取り組む企業のインセンティブと意義についてサプライチェーン&バリューチェーンの視点からわかりやすく解説。「投資を呼び込む」「ビジネスチャンスを拡大する」「企業の知名度を向上させる」「採用に強くなる」など、ビジネスとSDGsを両立させている事例も合わせて紹介します。企業が取り組むべき課題と目標がひと目でわかる<バリューチェーン・マップ>付き。
感想・レビュー・書評
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社会人向けの(最低限知っておくべき)SDGsの本です。
160ページとコンパクトであり、確かに分かりやすいと思います。
右ページの図表も興味深く眺めることができました。
ですが60分で理解するには1ページ25秒で読まなくてはならず、さすがに私には無理でした(^^;
17の目標を一つづつ説明する構成ではないので、個々の問題点や改善方法にはあまり触れられていません。
Part1 なぜSDGsは注目されるのか?
Part2 企業がSDGsに取り組むべき理由
この2章で、およその概念が見えてくる感じでしょうか。
目標達成状況の図表がありましたが、GDP1位と2位のアメリカと中国が芳しくないですね。
両国が世界に与える影響は大きいし、共に自国ファースト路線なのでSDGsの今後の進捗が心配になります。
認証制度を作ろうとか、SDGsをビジネスにする動きがありますが、やってるふりだけになることを危惧しています。
日本ではジェンダー平等の達成に程遠いし、目標値は一応設定しても改善努力している様子が見られないですから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国連加盟193か国が目指す17個の持続可能な開発目標を解説した本。
正直全然聞いたことない単語。けれども、人権の尊重、働き方改革、ストローなどのプラスチックゴミ問題と、SDGsという単語は届かなくても、自分たちの生活にその考え方は広まっていっている実感はある。
読んでて面白いのはPart6だった。SDGsとビジネスを両立させる企業の取り組みを紹介している。食料の残渣から飼料を製造する、森林を守るため、森林に自生するコーヒーのブランド力を高めるなど読んでてワクワクしてくる取り組みがいくつか紹介されていた。
それとSDGsの達成度TOP3のデンマーク、スウェーデン、フィンランドが気になる。どんな取り組みをしているか詳しいことが知りたい。ヒュッゲって初めて聞いたけど自分にあった考え方だと思うので調べてみようと思う。
今後、転職や起業、投資をする機会があればこういう考えがあることを考慮しようと思う。カラーだし図解だし、とても読みやすいので超入門としておすすめできる。 -
SDGsについて知らなきゃなと思って手に取った一冊。
SDGsって理想論っぽいけどそれが必要なくらい世界は追い詰められてるんだなと思った。
相変わらず日本が遅れてることやSDGsへの取り組みをビジネスに繋げる柔軟さの必要性が分かった。
ただ、60分でわかる!は盛りすぎ。5時間はかかる。 -
60分でSDGsのことは理解できますが、60分で読むのは難しいかと(笑)。
SDGsと企業の関係について、「SDGsに基づいた経営をしなければ未来はない」という記述がたくさんあります。
50年前の公害と企業の関係を考えると、おそらく正しいのだろうな、とは思っています。
ちなみに、最後の最後に、「最も腐敗している組織は警察と司法」という記述があり、笑ってしまいました。
SDGsが目指す世界の実現は、まだまだ遠い。 -
60分で読み終わることはできなかったが、SDGsを理解するのに良くまとめられている。SDGsそのものの矛盾している「ように見えるところ」が掴める。海外の事例も少し紹介されていたが、基本的に国内の事例しか紹介されていないように感じた。
もう少し広い視点で事例紹介をして欲しかった。
SDGsを知るためのとっかかりの本として適している。 -
今の社会人常識としてSDGsについての基礎的な知識が身につくとても良い本。
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東2法経図・6F開架:335.15A/Ko76r//K
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