業務改善の問題地図 ~「で、どこから変える?」~進まない、続かない、だれトク改善ごっこ
- 技術評論社 (2020年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297116392
作品紹介・あらすじ
累計24万部突破の問題地図シリーズ最新作!
「働き方改革」「DX」などのキーワードをくしゃくしゃっと丸めて、人事部門や経営企画部門にマル投げする経営陣。
「どうせ提案しても無駄」と現場はだれも本音を言わない。
若手が提案しても「それはあなたの仕事じゃない」「儲からない」と中間管理職が一蹴。
「RPAというのが流行っているらしい」とソリューションを導入してみるものの、まったく使えず、むしろ仕事が増えてしまう。
改善しようとすると、「なんで今さら変えなきゃいけないの!?」と抵抗される。
やる気はあっても、何をしたらいいかわからず、いつの間にか、なんとなく終息してしまう。
古い仕事のやり方に固執し、いつまでたってもアップデートされない組織を、どう変えていけばいいか?
業務改善・オフィスコミュニケーション改善士として300を超える企業・官公庁・自治体の現場に携わってきた沢渡あまねと、業務改善、IT化支援、RPA導入を推進してきた元山文菜のタッグが教えます。
感想・レビュー・書評
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そうだよね、と納得感はあるものの、要素を束ねた以上の解決フロー等には至らなかった印象。
もっと踏み込んで頂きたい内容だったな…と少し残念だった。
でもそれぞれの内容は分かる〜〜…と共感できた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
業務改善を目的としての主発点は、ちょっと違うのではと始めに違和感がありました。
業務改善を阻む要素は、六つ
1 問題意識がばらばら
2 無力感
3 中間管理職ブロック
4 ソリューションありき
5 抵抗勢力
6 三日坊主で続かない
4で、エクセルが最高のソリューションとは、おおいに賛成
回りにない異分子を入れて新しい視点で改善を進めましようがメッセージです。
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分かりやすいと言えば分かりやすいのですが、色々な要素が絡む問題だけに、それらをまだシステミックに描き出せていない印象です。なんとなく幾つかの問題を束ねて見せてくれてはいますが、恣意的で、そのため構造化がうまくいっていないために、結局チョークポイントをどのように見つけ、どのように押していくか、という、読者が一番知りたいであろうことに答えられていないのが残念。
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奇特な勇者のボランティア活動、とはまさに俺だった。なんてこった。
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業務改善の進め方がなんかイメージできた気がする。特に改善するにあたってまずは業務の可視化をするってところは腑に落ちた。
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内容はすごくわかりやすく、業務改善にあたってあるあるや進め方が書かれてあった。
あるあるはもう少し短くてもいいかなと思った。
業務改善のさわりとしては非常にわかりやすいと思います。
他レビューにもある通りプロに頼むということが気になるといった内容があったが、私個人としては業務改善を自社で進めれる会社ってそんなに多くないのではと思うので当然のことだと思った。
むしろ自分たちだけで推進できている会社なんてコンサルをやっている人達以外でいるのか?と思った。 -
さ、刺さる!
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沢渡さんの問題地図本2冊目。職場の問題で悩んでいるのは自分だけじゃないんだ…と勇気をもらえた。必要なのはわかってるけど…なんかもやもや、や、意見やアイデアを出せる風土じゃないんだよね…というつらさ。部下の立場から思う事はたくさんあったけど、中間管理職のつらさももちろんある。そこにも気持ちを向けて取り組んでいかないと。
組織の成功循環モデル。まずは関係の質から。今いる環境を少しでも良く、自分の人生を豊かにするために動き始めようと思う。 -
あるある…だけど、具体性に欠けていて残念
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業務改善の可視化。
行動につなげるための急所を紹介。
システム思考に近い。
結局、部門に任せるがうまく行かずでレバレッジが効く箇所のテコ入れ活動必要とみる。
KPTが結局一番シンプルだよねの気持ち。
類書のマネージメント分解が気になる。