プーチンの正体 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299030795

作品紹介・あらすじ

泥沼化するウクライナ戦争の結末は、プーチン失脚しかあり得ない! 1990年代、KGBを退職して以降のプーチンに注視し続けてきた軍事ジャーナリスト、黒井文太郎氏によるプーチン論考の決定版。プーチンの思考、戦略はあのヒトラーと同じだという恐怖の現実。ウクライナ、そして世界情勢の行方を知るには、この男の経歴と素顔を知らなければ語ることはできない。緊急出版。

感想・レビュー・書評

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  • 洒落にならんくらいの悪魔のオッサン。こんなオッサンとまともに外交なんぞ出来るわけありませんて。もー。
    北方領土、2島返還?そんな事言ってたのは日本だけ、あいつらは一言も申してないようですね(笑)
    相変わらずのお花畑ジャパンは大好きです。いつもありがとうございます。
    政敵は直ぐにぶっ殺して知らん顔、ミサイルぶっ放しても知らん顔、情報操作しまくってしたり顏、プーチンさんの悪口言ったら牢屋行き、もうロシア最高じゃないですか。ロシア万歳!!
    まあ、今回ウクライナ侵攻のそもそものきっかけと言いますか、プーチンさんが強気になったのも、シリアのアサド政権軍のサリン使用に対して当時のオバマ大統領が何もしなかった事であって、そこからロシアがクリミア半島に侵攻してもオバマさんは目を合わせずに下を向いているだけだったという、あの悪魔のオッサンからすると『なんや、ワイらが暴れても何もしてこないやんけ』となった事みたいですね。おい、オバマ!どないしてくれるんや、ワレ。

    と言う事でプーチンさんの怖さが良く分かる内容でしたね。早く死んでくれプーチン!と遠くの方から聞こえてきました。私が言ったんじゃないですからね!!

  • ウラジミール・プーチン
    色々な意味で、最も注目を浴びている人物かもしれない。
    世界が米中か、それ以外かと思われる時代に、シリアのアサド政権に肩入れし、ウクライナに侵攻する。
    西側諸国の批判も無視して、侵攻する背景に、国際社会の常識が通じない、独裁国家のしたたかさを感じました。
    ハードパワーでは、アメリカ、中国に敵わないかもしれませんが、暗殺であったり、各国へのプロパガンダの誘導の怖さがロシアにはありました。特に、アメリカ大統領選でのロシアの介入が、どこまで影響をあたえたかが気になります。
    比較的、ロシアに友好的だった日本ですが、どの国にとっても自分の国の利益を真っ先に考える。友好は、お互いの利益の上に成り立つことを考えないといけないのではと思いました。

  • 2023年、8冊目です。

  • 日本で最も多くプーチン批判の記事を書いてきたと自負する著者による、過去記事のまとめ+αの内容。プーチンについては昨今の報道により凡そのことは知ってはいたが、あらためて整理ができたように思う。
    興味深いのは5章の情報戦を扱ったところで、様々なフェイクニュースやサイバー攻撃等々で活動していることがわかる。日本はこういうことはデキナイのだろうが、せめて「防衛」だけでもしっかりやっていくべきではないかと痛感する。
    著者のいう「現代版ヒトラー」に関しては疑問に思う部分もあるが、類比や対比によりプーチンの正体を解明していく努力は必要であろう。

  • 著者の過去記事の引用が少なくなかったが、それが時系列に沿ってまとめられることで、買えってプーチン登場以来の経緯がよくわかる。言動がソ連共産党のママ(悪い意味で)と言うことも含めて。

    そして、日ロ間で北方領土が返ってくる見込みがあったことなど最初からなかったことがよくわかる。わかってしまう。

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著者プロフィール

黒井文太郎(くろい ぶんたろう)
1963年、福島県いわき市生まれ。横浜市立大学卒業後、講談社入社。週刊誌編集者を経て退職。フォトジャーナリスト(紛争地域専門)、『軍事研究』特約記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、軍事ジャーナリスト。ニューヨーク、モスクワ、カイロを拠点に海外取材多数。著書に『イスラム国の正体』(KKベストセラーズ)、『イスラムのテロリスト』『日本の情報機関』(以上、講談社)、『インテリジェンスの極意!』(宝島社)、『本当はすごかった大日本帝国の諜報機関』(扶桑社)、『ビンラディン抹殺指令』(洋泉社)他多数。

「2020年 『新型コロナで激変する 日本防衛と世界情勢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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