スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299040770

作品紹介・あらすじ

ついスマホで気になってニュースをチェックする、スマホの着信に気をとられて集中力が続かない……。このようなことが当たり前の日常になると、読書をするのが億劫になったり、論理的に考えることができなくなったりすることも。最悪の場合、認知症を招くこともあるといいます。本書は、便利なスマホの負の側面を解説。つい依存しがちになるスマホやデジタル情報をデトックスする方法も紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • スマホが脳に悪影響を与えることはなんとなく分かっていましたが、なるほどこういう事なのかと知りました。
    良いところも沢山あると思いますので、利用方法は気をつけようと感じました。
    まさに依存しないための一冊。

    マルチタスキング時間が長いと集中力が低くなるというのも、気をつけたい所のひとつでした。
    スクリーンタイムも確認してみようと思います。

  • こうやって読書記録をスマホでつけてることも怒られそうだなあ...

  • 本を読んでいる時の集中力が続かなくなったこと、食事中先に食べ終わった夫が食卓でずっとスマホを見ていることが気になって、手に取りました。
    とりあえず、入浴後はスマホを触らないことから始めてみました。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00639872

    思い当たるならスマホ中毒です!
    現代人にとって、もはや日々の生活に欠かせないスマホ。便利で楽しいというメリットとは裏腹に、恐ろしく危険なリスクがあることをご存じですか。肌身離さずスマホ漬けで便利な機能に頼れば頼るほど、脳は深刻なダメージを受け、心身にも不調が現れます。スマホに乗っ取られた生活をどう立て直し、今後どのように付き合っていけばよいのか――脳トレの権威が最新の脳研究に基づき、自分でできる壊れた脳の再生方法を提言。あなたも手遅れになる前に!つい気になってスマホでニュースをチェックする、スマホの着信に気をとられて集中力が続かない……。このようなことが当たり前の日常になると、読書をするのが億劫になったり、論理的に考えることができなくなったりすることも。最悪の場合、認知症を招くこともあるといいます。本書は、便利なスマホの負の側面を解説。つい依存しがちになるスマホやデジタル情報をデトックスする方法も紹介します。
    (出版社HPより)

  • 仙台市の小中学生7万人を調査しところ、スマホを連日使用している子供は脳の発達が遅れ学力も低かったとのこと。
    その他、スマホよりも紙の辞書の方が脳が活性化するとか、ジョブズやゲイツは自分の子供にはスマホを禁止したとか、興味深い記述があった。
    イチバンの驚きは今の子供たちはスマホのせいで睡眠時間が短くなり、50代で認知症の発症確率が高まるとのことだが、40年後にはその答え合わせができるのだろう。

  • 「結果は出ている」と強い論調だけど、新書なので判断のしようがない。元の論文を見ないと何とも言えないかなと。で、元の論文。
    https://www.nature.com/articles/mp2015193
    https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/hbm.24286
    散布図の印象として、結論が妥当なのか疑問に思った。

  • スマホを見ている時は脳が働いていない。目は疲れているが。

    だから脳トレ、100マス計算などの読み書き計算で積極的に脳を動かすべき。

    読書をどの程度継続できるかで集中力の低下を図ることができる

    想像力やコミュニケーション力を司る前頭前野が動かなくなる。

  • DSの脳トレで一世風靡した川島先生の著書。
    本文でも触れている通り、かなり強い言葉でスマホ依存に対する警鐘を鳴らしている。
    序盤からフルスイングでスマホの危険性について取り上げられているが、後半に進むにつれて対処方法や上手な付き合い方について触れてくださっていた。
    各調査の参照元を掲載していただけたら、もっと読みやすかったな~と思った。

  • スマホを使うほどに脳は退化していく。
    誰もがあたりまえにスマホを使う今だからこそスマホの使用には気をつけなくてはいけませんね。

  • スマホの依存性、発達への影響、認知機能への影響、脳への器質的影響など問題提起としては重要なトピックスが並んでいるが、残念ながらエビデンスに乏しく、印象論に過ぎない主張が多い。

    しかし、スマホ依存は人間の文明文化の将来を大きく左右するほどの重要性を帯びた問題である。
    もっとしっかりした論客の登場が、切に待たれる。

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所所長。
1959年千葉県生まれ。東北大学医学部卒業後、同大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学助手、同専講師を経て、同大学教授として、高次脳機能の解明研究を行う。人の脳活動のしくみを研究する「脳機能イメージング」のパイオニアであり、脳機能開発研究の国内第一人者。ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズの監修者。学習療法を応用した『脳が活性化する100日間パズル』シリーズ(学研)や『楽しい!脳活パズル120日』(学研)など著書多数。

「2022年 『美しい日本の祭礼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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