星野仙一に学ぶ部下覚醒の心理学: やる気と自信を育てるリーダー論

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309014869

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  • ①上司が率先して動かないおとなしい組織では、部下もなんとなく元気が無い。上司は部下より過激でなければならない。まっさきに外部に対して激しいアクションをとって部下に見せる。社内でがみがみ言って、得意先に出るとテンションが下がり、理不尽な要求を呑まされて、尻拭いが部下では、人はついてこない。
    ②部下のマネージャーに任せた以上は、耐える必要がある。少々のミスには目をつぶらないと中間管理職は育たない。
    ③リーダーシップとは、人を引っ張っていく能力ではなく、黙っていても人がついていく能力。 ついていくかどうかは、部下が決める。
    ④優秀な部下ほど、自分を鍛えてくれる上司を求めている。
    ⑤必要なときには、愛情を込めてしっかり叱る。部下は自分の欠落している部分を、上司に叱責して欲しいと思っている。
    ⑥ほめ続けた人間と、叱り続けた人間では成長の度合いが違う。褒めたほうが成長する。
    ⑦実力が付いたら大きな仕事を与えてやろうと考えていては、部下の能力が伸びることは無い。
      出来るだけ早い時期に大きな仕事を任せて、小さな容器の中でなく大きな容器の中で仕事をさせよう。
    ⑧年長者から学べ。人間相互のコミニュケーションは、頻度が増加するほど"敵意の量”は減少し、”好意の量”が増加する。

  • 児玉 光雄 / 河出書房新社 (2002/08)

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。前鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員京都大学工学部卒業。1971年住友電気工業に入社。研究開発本部に所属。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。1982年に脱サラし、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。2013年3月鹿屋体育大学を定年退職。2010年より5年間「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考 孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『ゴルファーの潜在能力を開花させるマインドセット革命』(実業之日本社)、『新庄剛志 楽しく夢をかなえる言葉』(清談社Publico)など250冊以上にのぼる。

「2024年 『岡田彰布 眠れる力を引き出す言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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