キシャツー

著者 :
  • 河出書房新社
3.58
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本棚登録 : 516
感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309021188

感想・レビュー・書評

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  • 2014.2.28読了
    なかなかいい。会話文が多いからか、読みやすい。高校生って夢があるなぁって思う。それぞれのキャラがしっかりしてて、イメージがつきやすい。
    ラストもぅすこし深くても良かったかなぁ。

  • すっきりさわやかな青春小説。
    こんな仲間がいたら楽しいだろうな〜とか、若いっていいな〜とか、遠い昔(?)に思いを馳せながらよみました。
    あっと言う間に読み終わります。

  • 私も高校生の頃、キシャツーしてたな~と思い、借りてみました笑。

    高校生の頃、こういう出会いがあったら、ちょっと面白かったな~と思うお話でした。

  • フツー

    北海道の、田舎の高校生たちのお話

    南だけど、母や祖母も、よく電車のこと汽車って言いよった

  • 134ページから...

  • 北海道の海沿いの田舎町を舞台に展開される高校生の一夏の群像劇。さらっと読めるけど、まぁさらっと終わってしまうということもできる。美人の先輩の心の秘密の設定が、もっとディープな話になるのかと思いきやそこまで深い話に及ぶこともなく。まぁ高校生の夏休みという設定の話だから、ちょっと私の深読みが過ぎたかも。

    でも、高校生の、しかも夏特有の、「今がずっと続けばいいのになぁ」という気持ちはすごくよくわかった。私もそう思いながら学校に行っていた時期がありました。懐かしいな。永遠なんてないってわかっていながらも、永遠を望んでしまう、そんな年頃だった。

  • キシャツー、意味不明。
    読み始めたら、汽車通学、つまり電車通学のこと。
    友達のこと、家族のこと、将来のこと、悩んで迷って。
    新たな出会いは、新たな考えも生む。
    青春物語。

  • 自分語りで話が進行する形式は本来あまり好きではないのですが、これはページが進むごとに乗って行けました。出てくる高校生たちみんなそれぞれ悩みはあれど、一所懸命考えてる・感じてる姿は清々しく好感が持てました。彼ら全員のその後を知りたいような気もしますが、書かれていなくても彼らならきっと輝いているはずと信じられる青春の一幕を見せてもらいました。

  • 図書館で借りた。

    「キシャツー」は汽車通学の略

    高校生の男女のお話

  • 北海道で汽車通学する高校生達と、海岸でキャンプをする東京から来た男の子の話。夏の終わりに読むのにいい感じの本。ハイテンションでなく、まったりとそれぞれの視点で物語が進む。みんな可愛いなー

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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