- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309029658
感想・レビュー・書評
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コロナ禍を生きるあなたへ贈る、もうひとつのパンデミック。
5人の作家さんによるアンソロジー♬
『腹を空かせた勇者ども』金原ひとみ ★3.5
コロナ禍の新たな日常を送る、育ち盛りの中学生、玲奈のもとにある日突然おとずれた「濃厚接触者」の知らせ。
『オキシジェン』真藤順丈 ★2.5
顔の見えない「ジェントルマン」の声に従い、反ユートピアの物語を紡ぐ男が企てる、脱ディストピアの叛乱。
『天国という名の猫を探して』東山彰良 ★3
死者は活発に人肉を求め、生者が死んだ様に隠れて生きる暮らしで、ぼくは飼い猫を探す旅に出た
『ただしみ』尾崎世界観 ★3
ただ街を映すだけのライブカメラは、嘘のない「ただしい」世界。パンデミック禍の孤独な者たちの群像劇。
『MINE』瀬戸夏子 ★2.5
感染症を世界に撒き散らす事を計画する組織"臆病なテロリスト、臆病な殺人者"に志願したわたしが出会った、究極の人工美を備えた少女・アイラ。
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尾崎さん目当てで♡♡
非現実的なSFっぽい作品が多かった中、金原さんのだけは今の世の中とぴったりマッチした内容だった。
そうだよな〜と凄く主人公の気持ちが分かる反面、このお母さんがちょっと理解できなかった。
公認の不倫って??あげくの果てに彼氏がコロナ陽性。
悪びれもせず、娘に言う言葉があり得ないんだけど、、
面白かったけどこんな母親嫌だな
お目当ての尾崎さんは、尾崎さんらしい〜でした笑
結構好きだった。
あと東山さんのもゾンビっぽくて、でも淡々としていて面白かった。
どれもわりと難しいというか、ちゃんとはよく分からない感じだったけど、それでもなんとなく雰囲気で私は楽しく読み切れました♬
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五人の作家によるコロナ禍をモチーフにしたオムニバス。ほぼ初読の作家さんばかりだったからか、残念ながらあまり面白味が感じられなかった。
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素直に緊急事態下の話は、金原ひとみさんの短編ぐらい。尾崎世界観さんのも彼のこれまでの小説の延長という感じで8割ぐらい面白く読んだ。
あとは、ちょっと、自分の趣味とは違ったかな… -
コロナっぽいこと書いてるの、意外と少なくてわりと普通のヤバい世界線になったSFって感じだったな…
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いろんな本を読んでいると自分の苦手なものがわかってくる。
近未来のようなSF的なものは苦手なようだ。
5人の作家さんの中では金原ひとみさんのお話がわかりやすかった。
まさに今、ありそうなコロナの時代。 -
金原ひとみさん目当てで。ほんとコロナコロナな一年で、コロナって単語出さない日ないほど、こんなんだったよなー会話
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5人の著者の短編集。真藤順丈氏のオキシジェンが引き込まれた。背後にある世界観がもっと知りたくなった。
金原ひとみ氏のコロナを題材にした話もタイミリーで面白かった。差別を乗り越えた友情ということなのかな。でも現実はもっとリアルで残酷な気がする。もっと深く描いていただいてもよかったのではと思った。
お二方の他の著書にも触れてみたいと思う。 -
これはコロナ禍のリアルなのか。近未来なのか。SFなのか。新しい感じがした。
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金原ひとみさんと尾崎さんの文章が読みたくて、
金原さんのお話は高校生?の話だったけど、面白かったな
自分にもあんな時があったのかも
尾崎さんの小説は新しい感じがして、面白かった。
定点カメラについて、全然知らなかったから、 -
金原ひとみさんの中編が良かったよ。