- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309029719
感想・レビュー・書評
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人って現在だけを生きてるんじゃないと思う
人生は小説や映画じゃないもん、幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない、あるのはその人がどんな人なのかってことだけです
誰だって心に穴を持って生まれて来てさ、それを埋めるためにジタバタ生きてるんだもん
人の孤独を埋めるのは愛されることじゃないよ。愛することだよ -
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のシナリオブック後半。ドラマを見てからずいぶんたつのに、思い出すたびに映像が思い浮かんで本当に大好きな作品だなと実感します。特にぐっとくるのは、最後に三人の元夫たちに囲まれてるとわ子ちゃんの場面、しんしんから素直な気持ちをぶつけられる場面。文章だけだとそこまで伝わらないところが、俳優さんたちの演技でより素晴らしいシーンに変わっているのがよく分かります。みんなはまり役だったし台詞の一つ一つが優しくてそっと寄り添ってくれる。何度も見返してはちょっと笑って元気になれるドラマだと思う。続編やってほしいな。
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後半は四度目の結婚?と思わせる展開。仕事と結婚と波瀾万丈。元夫の連携プレイ(概ね自虐プレイ)はトリオ漫才として腕を上げた。こういうモテ期が永遠に続くのは悪くないだろう。
独占欲とか束縛とか、希薄になりつつあるのかもしれないが、現夫がいないことで抜群のバランスを保っている。
誰もが一番だったし、誰もがもう一番にならない。誰かが欠けても困らないけど、いないと寂しそう。
こうじゃなかったかもしれない人生を元夫と語り合えるのは案外素敵なことなのかも。 -
読んで思い出す映像の綺麗さ
読むことで、言葉をゆっくり見れてよかった。
日常が描かれていてあたたかかった。
ふとした時の言葉を表して、見せてくれた。
今もとても好きだけど、また少し時間が経ってから読んだ時にどう思うのだろうか。 -
とわ子と3人の元夫の関係性が好きだな。
ネトフリでドラマ配信されてるのでもう一回観よう。