感想・レビュー・書評

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  • 江國香織さんはポタージュを手作りするのにミキサーを使うのが苦手だとおっしゃっていますが、私も同じです。
    最近スープ作りに凝り始め、スープの本を見て色々作っていますが、ミキサーを使うポタージュは敬遠しています。
    ミキサーは買うときは(お菓子作りのために)すごく欲しくて買ったのですが、今は棚の中でほこりをかぶっています。使ってみようかなと思いました。でもまず、どこにあるか、探すところから始めないと…。


    全体を通して読んでみて、皆さん銀座界隈の洋食屋さんに思い入れを持っていらっしゃる方が多いですね。
    私も昔、東京に住んでいた時、銀座は新宿、吉祥寺の次によく行った街ですが、映画や舞台を観たり、買い物したりする方がメインで、食ではなかったので、もったいなかったと思います。もう今は田舎に引っ越してしまったので銀座のレストランなんて一生行かない気がします。


    メニューでは、圧倒的にオムライスとナポリタンを挙げている方が多かったです。
    私も大好きなメニューですが、最近パスタはカフェ系を真似たあっさりしたものを作ることが多かったので、こってりとしたナポリタンをケチャップとバターをたっぷり入れて、家で作ってみようと思いました。


    林望さんが「洋食」というカテゴリーは独特のもので、洋食といいながら、フレンチとかイタリアンとも違う、あれは一種の和食かもしれないとおっしゃっているのが、日本の洋食と言うものをみごとに語っていると思いました。

    • shokojalanさん
      私ポタージュ大好きで、作る時はハンドブレンダーを使っています。お鍋にハンドブレンダーを入れてそのままポタージュにできるので楽&洗い物が増えな...
      私ポタージュ大好きで、作る時はハンドブレンダーを使っています。お鍋にハンドブレンダーを入れてそのままポタージュにできるので楽&洗い物が増えない、ような気がしています。
      2022/01/16
    • まことさん
      shokojalanさん。
      コメントありがとうございます。
      ブレンダー、私も持っているはずなのですが、お菓子作りで数回使った後にお蔵入り...
      shokojalanさん。
      コメントありがとうございます。
      ブレンダー、私も持っているはずなのですが、お菓子作りで数回使った後にお蔵入りになってしまいました。
      使い出せば、楽なんですね!
      まずは、どこにあるか探さないと(^^;
      私も、ポタージュも大好きなので作ってみたいです。
      2022/01/16
    • まことさん
      shokojalanさん。先日はコメントありがとうございました。

      私、数年前にブレンダーがあまりに欲しくて何度もネットでみたりしていた...
      shokojalanさん。先日はコメントありがとうございました。

      私、数年前にブレンダーがあまりに欲しくて何度もネットでみたりしていたせいで、いつの間にか、買ったつもりになっていたのですね(^^;
      ブレンダーは家になかったので、先日買いました。(アルツハイマーかと思いましたよ)
      そして、昨日と今日の朝、家にあったカボチャとサツマイモ、タマネギで念願のポタージュを作りました!
      ちょっと、溶けてないところもありましたが、とっても甘くて美味しかったです。
      やってみれば、簡単でした。
      他にもレパートリーを少しづつ増やしていきたいと思います。
      shokojalanさんのおかげで、本当にやってみる気になり、夢が叶いました。ありがとうございました!
      2022/01/22
  • 【文芸】にっこり、洋食 | ほっと一息
    http://www.e-yamagata.com/eyamac/hot-hitoiki/2021/12/29/763/

    にっこり、洋食 :江國 香織,谷崎 潤一郎,村上 春樹,池波 正太郎,森 茉莉,ヤマザキ マリ | 河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309030081/

  • 作家さんや文化人といわれる方々の洋食にまつわる思い出が語られている。
    なかでもオムライスとナポリタンは思い入れがある方が多いようだ。
    子供の頃、あんまり外で洋食を食べた記憶がないので、"共感"はそんなになく、『へぇ~』という感じ。
    それでも他人の美味しい話はおもしろい。それは幸せに繋がっているからかもしれないなとふと思った。

  • 2021年11月河出書房新社刊。シリーズ9作目。32人の洋食エッセイ。村上春樹さんと森茉莉さんが特にお気に入り。洋食という響きと作者さんたちの想いに思わずにっこりです。

  • オムライス人気なのね^^
    洋食屋さんに行きたくなりました。

  • 河出書房のおいしい文藝シリーズの一冊。
    32人が思い思いに洋食についてのエッセイを・・・読んだような気がして、最後の著者の作品のあとがきを見ると、7つは既読でおました。

    今では、フレンチとかイタリアンとか言いますが、私たちの子供の時はすべて洋食でひとくくり。阪急百貨店にあったのがトンカツ、ビフテキ、ハンバーグ、クリームコロッケ、カレーライスにハヤシライス、ビーフシチュー、ロールキャベツ、マカロニグラタン、オムレツ、オムライス、ナポリタン、ミックスフライに、旗の立ってるお子様ランチなどですが、今やサイデリヤに並んでるメニューでおますな。

    今、懐かしんで食べたいのは、オムライスですかそれもプレーンなやつ、北極星あたりで食べたくなりましたな。河出書房のおいしい文藝シリーズの一冊。
    32人が思い思いに洋食についてのエッセイを・・・読んだような気がして、最後の著者の作品のあとがきを見ると、7つは既読でおました。

    今では、フレンチとかイタリアンとか言いますが、私たちの子供の時はすべて洋食でひとくくり。阪急百貨店にあったのがトンカツ、ビフテキ、ハンバーグ、クリームコロッケ、カレーライスにハヤシライス、ビーフシチュー、ロールキャベツ、マカロニグラタン、オムレツ、オムライス、ナポリタン、ミックスフライに、旗の立ってるお子様ランチなどですが、今やサイデリヤに並んでるメニューでおますな。

    今、懐かしんで食べたいのは、オムライスですかそれもプレーンなやつ、北極星あたりで食べたくなりましたな。

  • 洋食って奥が深そう
    オムライス
    ビーフシチュー
    正直、洋食ってそんなに好みじゃないけど、食べたくなった

  • 図書館に行った時に、たまたま目に入った表紙に惹かれて借りてみました。
    32人の著者による洋食にまつわる話が綴られているのですが、読むのに3日かかりました。一度に集中して読めるのはせいぜい1時間~1時間半程度なのもあるけど、人と時代によって文体が異なるのでそこに疲れる部分もありました。
    出来れば各著作の発表年も添えてくれれば良かったのになぁ…。これは原著を見ろということでしょうかね。(後ろの著者略歴を見ながら読んでました)洋食の値段が「円」ではなく「銭」だったりするところにこれはいつの時代なんだろうと思ったり、昔の洋食屋さんは何々軒とか、何々亭とか、何々屋が多かったのかなぁと思ったりと思いを馳せたりしました。
    印象に残ったのは、久住昌之氏と爪切男氏のナポリタンの話と、山本一力氏のハヤシライスの話かな。稲田俊輔氏のとんかつとカツレツの違いも興味深かったです。そういえば、ハヤシライスは「早矢仕さんが考案した」という説があった気がしたけど、解明されたのでしょうか。
    そして、本書で時々登場していた「煉瓦亭」、これは昔のお店で今はないと思っていたら今もあるんですね…。たまたま今日ネット記事を見て知りました。(表紙のオムライスは煉瓦亭らしい)値段見たらたっか…w
    そういえば昔、今は無き忠実屋とか長崎屋のレストランとかで食べるハンバーグが好きだったなぁ…と思い出しました。でも本書を読んだら「喫茶店」でナポリタンやオムライスが食べたくなってきましたw こういう洋食にお酒という発想もなかったので、いつか試してみたい気もします。

  • 洋食にまつわるアンソロジー。
    前に他で読んだものもあるけど
    全体として楽しかったです。

    下町食堂の洋食から
    憧れのレストランの洋食まで
    いろいろ幅広く載っているけれど
    話としては下世話な感じなのに
    なんだか心に残ったのが
    『ミラーボールナポリタン』という
    爪切男(これ作者名!)の小話でした。

  • 新旧問わず、各界の署名人による「洋食」がテーマの食エッセイ。
    食べ物の話は美味しい話がほとんどだけど、武田百合子さんが異彩を放っていた。
    気の毒ではあったが、エッセイのネタになったのだから元は取ったかな。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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