- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784309202044
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
1992年の初版を買いました。そのときもオシャレな絵はがきや封筒が実際に本に入っていることとその不思議な内容にとてもドキドキしたことを覚えています。
ふと、続編があることを思い出しましたが、既に絶版になっているようです。
今、読み直してもオシャレで、誰かに手紙やハガキを書いて出したくなるような本です。-
3月11日 farcoさん
おはようございます!
フォローに答えて頂き、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします (*^_^*...3月11日 farcoさん
おはようございます!
フォローに答えて頂き、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします (*^_^*)
りまの2021/03/11
-
-
本物の手紙が入っていたりしてドキドキした。
-
サビーヌとグリフィンの文通で使った手紙。
美しいイラストが描かれたはがきや切手、
手紙の端に落書きのように書き込まれたモノ。
二人の不思議な文通を通して、
それらをじっくりと眺めることができます。
見てたら友達に手紙を書きたくなってしまいました。 -
惹かれるものがあって、古本屋で袋が被されていて中身を確認出来ないのにも関わらず、何か儲けた気になり、レジまでるんるんと持って行きあれよとつい買ってしまった不思議な絵本。
それを「本に呼ばれた」と言うのだろうか。
奇妙な印象を残す絵と手紙のやりとりがたまらなく好みで、やっぱり「呼ばれた」のだと思う。旅先から意味不明な手紙を貰いたいし送りたい今日この頃。旅の予定がない。筆まめな友人もいない。この欲望が満たされるのは果てしなく遠い。 -
人の手紙を盗み読むときの罪悪感ったら・・・。
この物語は、ロンドンに住む絵葉書作家グリフィンに寄せられた、南太平洋の小島に棲むサビーヌの一通の絵はがきから始まる。シュールともいえる奇妙な二人の関係が暴露されているのだ。
罪悪感に暴露・・・
そう、可愛い色使いの装丁につつまれたこの絵本を語るには穏やかではない表現。この物語は単なる絵本ではなく、本にプリントされた絵葉書(表裏)や実際に貼り付けられている封筒の中味(手紙)を取り出し開いて読むのだから・・・。
それは、色あせたインクの手書きであったり、タイプで打ってあったり、しかもそのタイプ文字には間違い箇所に手書きで修正もなされているという手の込んだもの。
相手にどんどんエスカレートしてのめり込んでいくという、若かれし頃にこの私でさえ経験した、手紙独特の思い込みや感情を髣髴とさせる臨場は、危険極まりなく・・・。
シュールチックな終わり方(実際には続きがある)に、一瞬、目まいを感じたのは私だけであろうか・・・。 -
思わず手紙を書きたくなる絵本です。
物語は、孤独な画家・グリフィンと謎の女性・サビーヌとの文通で構成されています。
「ふいに、ひきこまれて……」
不思議な絵(ポストカード・便箋)と文章が織り成すやり取りは、読んでいるうちに、本当に引き込まれてしまいます。
シュルレアリスムの絵画のような絵を描くグリフィンと、南国風の絵を描くサビーヌ。2人の絵の対比も面白いです。 -
見知らぬ相手から届いた手紙が始まりで、話は2人の手紙のやり取りで進んで行くのですが、本には実際に封筒に入った手紙が付いていて、一通一通開いて読んでいくのです。
普通にページをめくって読むのとは違った面白さがあります。
仕掛け絵本のようですが、子供の本ではありません。 -
手紙で話が進んでいく絵本♪
見ているだけでたのしくなります。シリーズで3冊あり。