- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309400624
感想・レビュー・書評
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想像もつかない程の文献を読み尽くして、微妙なテーマを冷静に、軽妙に語る。読み終えても魔術師にはなれない、という距離感が絶妙。そして歴史が好きになる。
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黒魔術に見入られた人とその実際に行われた(とされる)所業について淡々と述べている本。実話に基づくと思いながら読むとなかなかに刺激的である。
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9/25 読了。
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一番最初に読んだ澁澤龍彦がこれだった。同じ河出文庫だけど、表紙は違ってた。こっからどっぷりと澁澤にはまっていきました。
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手元のはバフォメットの表紙のやつ。思春期に読んでたらもっとビリビリしたんだろうな。
初見の方はこれを入り口に澁澤の小説の方もぜひ。 -
私は手帖シリーズが好きだ。
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比較的最近文芸春秋版が出ましたが、私がもっているのはこちらの河出文庫版。澁澤龍彦はここから入りました。
黒魔術のあれこれを図版もいろいろ交えながら紹介しています。とっつきやすい一冊だと思います。 -
手帖シリーズの元祖。
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軽めの澁澤
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唐草物語を読んだ後で、しかも内容が内容なので、史実なのか創作なのか、判断がつけづらい。確認作業もふつうは無理だろう。
そこが魅力なのだと思う。
そこに書かれているのは、著者の主観的な真実であって、読者にとっても同じ真実だと思う。
史実かどうかなどと言うのは、野暮なのだろう。いや重要やけどね