夏至祭 (河出文庫 な 7-8 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1994年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404158
感想・レビュー・書評
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月と銀と黒・パラレル。
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月彦の、祖父から受け継いだ腕時計は夏になると必ず止まる。<br>半夏生まであと二週間、集会に出るには羅針盤が必要なんだという黒蜜糖と銀色の二人に出会って…夏の幻想譚。<br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309404154/ieiriblog-22" target="_blank">夏至祭</a>
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銀色と黒蜜糖という登場人物名だけでお腹一杯。中盤辺りでラストが読めてしまうのが難点。それでも文句ないほど、全体が綺麗で満足できました。
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「野ばら」のアナザーストーリー。銀色と黒蜜糖が野ばらとは別人の可愛らしさで、ストーリーも明るく読みやすく分かりやすく面白かったです。かわいい!
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どっかの有隣堂には有るみたい。
後はamazon。 -
月巣が出会った初めての長野まゆみ作品。出会いと別れ、その中で三人の少年の交流を描いた、まるで硝子細工みたいな物語。
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装画:長瀬典子<br>
装丁:泉沢光雄<br>
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“<ぼくはどうしても失くした羅針盤を探し出したいのさ>――。”(裏表紙解説より)<br>
『野ばら』の銀色と黒蜜糖と月彦の、もうひとつの物語。<br>
『野ばら』は恐ろしい印象でしたが、こちらは柔らかく優しい印象の読み易いおはなしです。<br>
登場人物は同じなのに、全く別の世界。<br>
銀色の作る「にじますの白バター添え」が美味しそうで美味しそうで。<br>
(文庫版) -
黒密糖が好きで好きで仕様がないoとっっても可愛い話o長野初心者は、こういうのから入るとヨロシイのではo
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濃密だけど爽やかなファンタジー。