- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309411613
感想・レビュー・書評
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共作とは言え、初めて読んだあずまんの著書。この本が「野心的な試み」だからなのか、東浩紀という人物(桜坂洋もだけど)の印象がうまく捉えられなかった。とりあえず他の著書も読んでみよう。そう、動ポモあたりから...
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「キャラクターズ」よろしく僕も某代官山○SUTAYA爆破しに行こうかな。
桜坂さんハラショー! -
批評家とラノベ作家の共作。批評のキャラクター小説化。
東浩紀が分裂し暴走するメタ話。めまぐるしく混沌と場面が転換されるが、これは一つの私小説であるという解説は正鵠を射る。
しかし、これは私の読書体験の多さが東>>桜坂であるからであって(「All You Need Is Kill」しか読んでないので)、東サイドの視点で入ってしまっているから。桜坂作品を読みこなす人ならば、また違った読み方入り込み方ができるかもしれない。これもキャラクター”ズ”の”ズ”たる一因か。
共著作品の面白さを、あるいは楽しみ方を、もうひとつ思い知った。 -
巻末の中森氏の解説は必読。
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東浩紀×桜坂洋。この二人の描いたこの小説は私小説でありながら批評でありSFでありライトノベルである。彼らの得意分野に派生した小説。とても良い出来だった。