キャラクターズ (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 150
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309411613

感想・レビュー・書評

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  • 共作とは言え、初めて読んだあずまんの著書。この本が「野心的な試み」だからなのか、東浩紀という人物(桜坂洋もだけど)の印象がうまく捉えられなかった。とりあえず他の著書も読んでみよう。そう、動ポモあたりから...

  • 「キャラクターズ」よろしく僕も某代官山○SUTAYA爆破しに行こうかな。
    桜坂さんハラショー!

  • 批評家とラノベ作家の共作。批評のキャラクター小説化。
    東浩紀が分裂し暴走するメタ話。めまぐるしく混沌と場面が転換されるが、これは一つの私小説であるという解説は正鵠を射る。
    しかし、これは私の読書体験の多さが東>>桜坂であるからであって(「All You Need Is Kill」しか読んでないので)、東サイドの視点で入ってしまっているから。桜坂作品を読みこなす人ならば、また違った読み方入り込み方ができるかもしれない。これもキャラクター”ズ”の”ズ”たる一因か。
    共著作品の面白さを、あるいは楽しみ方を、もうひとつ思い知った。

  • 巻末の中森氏の解説は必読。

  • 東浩紀×桜坂洋。この二人の描いたこの小説は私小説でありながら批評でありSFでありライトノベルである。彼らの得意分野に派生した小説。とても良い出来だった。

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著者プロフィール

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

「2023年 『ゲンロン15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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