新編 SF翻訳講座 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 133
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309411712

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    そうか、SF翻訳者ってそんなに少ないのか…。

    名訳博覧会はすごかった。職人芸。
    日本語ってやっぱり表現力豊かな言語だな。ルビが使えるのはほんとに便利。

  • he/sheの訳し方で悪訳を見分ける方法にはすごく影響を受けた。これをSFマガジンの連載で見て以後うん十年、小説を読んでいて彼/彼女という単語が出てくると、気になってしょうがない。

  • 「翻訳の世界」は読んでた。「矢野徹 SFの翻訳」は今も本棚にある。未読のペーパーバックも数冊・・・それでも翻訳家になりたいとは夢にも思わなかった。いや、夢にはみたかもしれん・・・今やすっかりロートルSFファンにはなっちまったけどw 浅倉、伊藤両先生はいうまでもなく、黒丸尚直撃世代のボンクラなおっさんにはしみじみ懐かしい本だ。というか、なんだかすっかり自分が歳くった気になる今日この頃・・・だいたい2010年が過去になっちまったってのはちょっと呆然だよなーーー ・・・・・・・・ふぅ

  • 目から鱗な翻訳技術はもちろん翻訳界やSF界の裏話まで、頷いたり唸ったり抱腹絶倒したり寝るのを忘れたりしながら読める本。
    翻訳家を目指さない(資質も無いので目指せない)私にとっても今後SF翻訳小説を読むのが更に楽しくなりそうなヒントが詰まっていてイイ。

  • 「翻訳なんて、要は英文和訳でしょ」と思っている人には是非読んでほしい。翻訳と英文和訳は似て非なるモノであることがわかるはずだ。

  • 「特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話」研究社の文庫化

    河出書房新社のPR
    「SFを中心に、翻訳商売三十年。その実践的な翻訳技術からSF業界の裏話までを軽妙に披露する名エッセイ集。岸本佐知子・豊崎由美との鼎談、恩田陸との対談ほかを新規に収録。 」

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著者プロフィール

1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞を受賞。訳書にウィリス『航路』、劉慈欣『三体』(共訳)他。編著に『ベストSF』シリーズ他。

「2023年 『NOVA 2023年夏号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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