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- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309415840
感想・レビュー・書評
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1950年代に発表されたミステリー作品。
私が住む街が舞台ということで読んでみることに。
昭和の風情たっぷり!
登場人物のセリフひとつひとつがレトロ。
おしゃぶり昆布レベルに味わい深し♡
じっくり楽しませてもらいました。
前半までは、事件の犯人はまさかの人物!?
と思わせておきつつ、
最後の鬼気迫る雰囲気で真相にせまるシーンには
かなりドキドキしました。
初めて知る作家さんでしたが、
面白いー。
他の作品もぜひ読んでみたいです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とってもサスペンスな作品でした。そして、鉄格子と外部からしか鍵のかからない出入り口しかない密室とも言える病室に夜な夜な現れる謎の幽霊、顔のない死体、追いかけた幽霊(犯人)が忽然と消える人体消失などなどトリックネタが盛り沢山。
とっちらかりそうな話を石毛警部の足による捜査一本で繋ぎながら最後まで持っていった力業。読み応えはバッチリでした(ちょっと女性登場人物に似通った人が多くて多少混乱しましたが……)。
最終章のタイトル「ギロチン」が、あの道具を出してくる辺り、洒落がきいてて私は好きです。
作者本人の「あとがき」も、当時の界隈の描写が大変興味深く面白かった。 -
うーん、ややこしい。
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