バビロンの大金持ち (河出文庫 ク 12-1)

  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309464787

感想・レビュー・書評

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  • この本は、お金を働かせるという部分に焦点が当てられる事が多いが、実際にはそこではなく、貯金と倹約ではないだろうか?

    また10分の1を残すという部分には、西欧においては、それがどういう意味を持つのかを、誰もが理解しています。聖書では、それを神に捧げるものとしていますが、それは実際には究極的な意味での最大効率が得られる貯蓄法だと私は理解しています。

    お金持ちと幸福とは必ずしも同じではないのだけれど、ここに描かれている主人公達(お金持ち)は、過去の自分の失敗を反省し、他者からのアドバイスを聞き、決めた事を自制を持って継続出来る者達で、人間的成長と経済的成長を同時に勝ち得ている。

  • お金を貯めようと思った時のマインドセットにちょうどいいと思う。物語調で分厚くもないから読みやすかった。

  • 大胆なことをしなければ大金持ちにはなれない、という内容なのかなと思っていたら、全く逆だった。ものすごくシンプルなことなのだけれど、それすらも自分はできていないことを痛感する。

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著者プロフィール

1874年、米国ミズーリ州ルイジアナ生まれ。ネブラスカ大学卒業後、米西戦争中に、米国陸軍で軍務に就く。その後、コロラド州デンバーにおいてクレイソン・マップ・カンパニーを設立。1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、人気を博す。のちにこのシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロン一の大金持ち)』として単行本化され、90年以上たった今も世界中で翻訳されて、いまなお読者を増やしつづけている。

「2021年 『バビロン大富豪の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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