なにかが首のまわりに (河出文庫 ア 10-1)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309464985

感想・レビュー・書評

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  • まだ数本しか読んでいないけれどこれまでに読んだことのない感覚の本。
    文体も独特だしそこはかとない不安を漂わせたまま終わる物語も。
    この一冊だけでなく何冊か読んでみたい著者。

  • 翻訳本だから、少し難しい日本語になっていて読みにくさはあった。
    世界にはいろいろな夫婦形式や、状況があるんやなと、自分の「世界」の概念が少し変わった。

  • 2020.9
    女であること、黒人のこと、国、歴史。私は知らないことが多い。いかに無知なまま歳を重ねてきたか恥じる思い。この本の中の女性たちがその生き方で知らない世界を教えてくれる。境遇は違えど自分の足で歩いている人たち。この世界は知り尽くせないほど広くて多様で個人だってそれ以上に多様で複雑で。海外文学読んでいこうと思う。

  • アフリカとアメリカ、ジェンダーなどの意識しないと目に見えない、故に根深い隔たりが色彩溢れた文体で描かれている。著者の感性とそれを表現するセンスを感じる。

  • なにかが首のまわりに、
    表題のみ読了。

  • 作品のなにかが首のまわりに
    絶妙なタッチで捉えた魅力の物語りです。

  • 話題にはなっていたが、初めて読む作家。
    アフリカの民俗や風土など、余り馴染みが無いので興味深い。登場人物の名前に、土着の宗教的な由来を感じる理由がついているのも面白い。エキゾティシズム的な読み方は著者の本意ではないのだろうな、と思いつつ、アフリカの大地が浮かんで来る。
    余談だが、久しぶりに、『登場人物の名前がなかなか覚えられない』という体験をした。

  • エスペランサのファイル: 「なにかが首のまわりに」──チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ新作
    http://esperanzasfiles.blogspot.com/2009/05/blog-post_17.html

    河出書房新社のPR
    異なる文化に育った男女の心の揺れを瑞々しく描く表題作のほか、文化、歴史、性差のギャップを絶妙な筆致で捉え、世界が注目する天性のストーリーテラーによる12の魅力的物語。
    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464985/

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著者プロフィール

1977年ナイジェリア生まれ。2007年『半分のぼった黄色い太陽』でオレンジ賞受賞。13年『アメリカーナ』で全米批評家協会賞受賞。エッセイに『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』など。

「2022年 『パープル・ハイビスカス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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