- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309761671
作品紹介・あらすじ
極東の島国日本まで航海に駆り立てた原動力は何であったのか?ヨーロッパ・ルネサンス文明の紹介者として世界各地に進出したポルトガルの壮大な軌跡。
感想・レビュー・書評
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『世界 伝説と不思議の物語』で、キンタ・ダ・レガレイラに出会い、ポルトガルに興味がわきました。
たくさんのポルトガル文学を探し当て、これから読むのですが、その前にやはりポルトガルがどのような国か知っておかないと…ということで読了。
正直驚きました。ブラジルやアフリカを植民地化し、プランテーションを行い、多くの奴隷を売買して富や勢力を得てきた国だったのですか(^^;;
日本に初めて来航し、南蛮の風を届けてくれたポルトガル。私にとっては、いいイメージしかなかったのでショックでしたが、ヨーロッパ最果ての地のロケーション、灯台と海は最高に血が騒ぎます。
カトリック教国でありながらその文化はイスラムの香りも。歴史を知って、なるほどと納得でした。
もっとも、世界史は超苦手科目なのでσ(^-^;)、半分も理解していませんが┐(´ー`)┌詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じシリーズの図説ブラジルの歴史を参照すると、さらに分かりやすいだろうと思います。
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大航海時代にはインド・ゴアを拠点とし、インド洋の派覇権をオランダに奪われると、ブラジルに力を入れた。ナポレオン時代は王朝がブラジルに亡命し、ブラジル帝国が成立する。ブラジルが独立後も、アンゴラ・モザンビークを植民地として維持する。
1580-1640年の間はスペインの支配下にあり、スペイン・フランスと対抗上、18世紀にはイングランドと組む。ポルトガルは農業生産物をイングランドに輸出し、産業革命が始まろうとしていたイングランドからは工業製品がポルトガルに輸出される。このことにより、ポルトガルの工業化が遅れたのではないか?という説もある。
2014.07.20 読了 -
予習にはぴったり、激動の国
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(要チラ見!)