本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326153831
作品紹介・あらすじ
民主主義と市場が支える自由社会の公共性。いかにして他者と協力し信頼しあう秩序を築くか。モラルサイエンスの一貫した視点で、公共哲学を切り拓くひとつの試み。
感想・レビュー・書評
-
*****
『自由とはなんだろう』★3
『保守思想とは何だろうか』★3詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「公―公共―私」という三分法は今でこそ定着しつつあるが、公共にも「上からの公共」と「下からの公共」があるという考え方や、そして市場に異なる共同体どうしを接続する可能性を見出すあたりが面白いなと思った。特に後者に関しては、共同体論者の多くが市場機構(正確には効率性追求というべきか)に対して否定的であるのに対し、新鮮に感じられた。 語り口も非常に丁寧でわかりやすい。最後でちょっとスピリチュアルな方向に飛んで行った辺りがあんまり理解できなかったので、そこは時間をおいて挑戦したい。
-
数土直紀の理論におそらく近いと思うのだけど、山脇直司の理論も有効なのね。三分法のやつ。
全3件中 1 - 3件を表示