特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話

著者 :
  • 研究社
3.46
  • (4)
  • (5)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 62
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327376963

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 翻訳に関するエッセイ。
    適当に拾い読み。
    自分のなかで大森さんはアンソロジーの編集者の印象が強い。(『NOVA』『年刊日本SF傑作選』『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 』とか)
    翻訳した本で読んだのはベイリーの『時間衝突』『ゴッド・ガン』あたりかな?コニー・ウィリスとかいずれ読むだろうし、ベイリーも好きな作家だから、今後読む機会はありそう。
    SF作品を例に挙げて説明しているところが、分かりやすく面白い。
    カタカナ表記の話題で森博嗣さんの名が出てきて笑った。

  • 中学生の頃からSF翻訳家になりたかった作者が、好きなことをだらだらずうっと続けていれば世の中なんとかなると中学生の自分に伝えたくて書いたという嘘が真に思える一冊。
    これを中学生の頃に読んでいたら、SF翻訳家を夢見たかも。
    好きなものを好きと言う素敵さ!

  • メッタ斬りやSFの翻訳で活躍中の大森望氏の一昔前の、SFに関するエッセイをまとめたもの。
    饒舌な文体で、程よく毒も混ぜていて楽しく読めた。

  • SFは好きじゃないけれど、すごーくおもしろく読んだ。業界裏話を含め、笑える楽しいエッセイ。本好きなら、SFとか翻訳とか関係なく、楽しめると思う。ここまで好きなことを仕事にできるってそうないんじゃないか、とうらやましく思ったり。「おたく」になれたらよかったのになあ、としみじみ思ったり。簡単になれるもんじゃないけど、すごく楽しそうでいいなあ、と。

  • 2006/06/25 翻訳家の舞台裏やら何やらが読めて非常に楽しいしためになる。おまけに大森望の文章はリーダビリティが高くて結構厚い本なのにスイスイ読めました。

  • 熊日読書欄で。人に読んでもらう文章のコツかあ。

  • 翻訳家の方々,ごくろうさまです。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞を受賞。訳書にウィリス『航路』、劉慈欣『三体』(共訳)他。編著に『ベストSF』シリーズ他。

「2023年 『NOVA 2023年夏号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大森望の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×