50歳からの「死に方」 ~残り30年の生き方 (廣済堂新書)

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331518700

感想・レビュー・書評

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  • ・青春、朱夏、白秋、玄冬
    ・第二の人生は、引き算で。夢ではなく、現実的な目標。叶わない夢は持たない。
    ・ローリスク、ローリターンでも。
    ・いくら生活に必要なのか。
    ・負けないものを持つ。オタクを極めてプロに。

  • 島耕作の作者。50から死ぬまで、金も親のことも子のことも考えとけよと。あとは夢、大きすぎないように、友達付き合いも、控えめに、会社以外の世界を持つ。
    ちょっとありがちな話が多い。

  • トップを目指す人に欠かせないものは、出世欲や上昇志向よりも良好な人間関係を築ける、誰にでも好かれるような天性ということになるかもしれません 『夢は9割かなわない』の中でも、「世の中は不公平だという現実を直視しろ」と語りました 生まれつき不公平でも、優秀な人材というのは、むしろ恵まれない環境を力に変えて出てくるものです

  • 新幹線の往復で読みました。フム、と思う点、う〜んと思う点、それぞれですが、幸い、仕事、活動していることが、イヤイヤでない点はよいかと。あとどのくらい突っ走れるか、、、やるだけかな、と改めて思えました。

  • 【生き方】50歳からの「死に方」 ~残り30年の生き方 /弘兼憲史 / /20150511(55/339)<191/110980>
    ◆きっかけ
    ・日経広告、タイトルに惹かれて

    ◆感想
    ・この歳でこの本に出会えてよかった。ゆっくりと準備しよう。人生は長いようで短い。時間はあまりない。
    ・何か一つ秀でるものを持つことが重要。
    ・夢でなく計画を。その為に引き算で考える。

    ◆引用
    ・50歳になっていいこともある:生きてきた自信と人生の知恵。若いころならオロオロすることもあったが、それほど動揺しなくなる、なんだか平気そう。
    ・第二の人生は引き算で始める。逆算する。なりたいと思ってもなれないことはさっさとっ捨てて、自分の能力相応の計画を立案すべき。目標にタイムリミットを設定する。
    ・人と比べるから愚痴がでる。50歳からは絶対人と比較しない覚悟を持つ。常に自分と勝負する。
    ・50歳にして父親の出番。受験、就職、金銭的援助、将来に向けての哲学
    ・家族皆で支え合って子供の受験を見守り、合格すれば全員で喜びを分かち合う。
    ・両親の問題を一人で抱え込まないこと。
    ・50歳になれば得るより失うほうが多くなる。冷静に考えれば当然。
    ・友達を減らす。ローリスク・ローリターン生活。
    ・50歳で持つべきは夢ではなく、目標。
    ・目上の人に目をかけられて出世したいという意味の上昇志向ではなく、目上の人と接することで自分が成長したいという素直な成長欲を持てる人。これが本当のジジ殺し
    ・どの世界でも役立つのがグルメ。+男子厨房に入る。
    ・何か一つだけ人より自信 のあるものを作っておけば、そこをよりどころに生きることができる。人と衝突しても、ま考え方はひとそれぞれと達観し、壁にぶつかっても、ま、いいかと割り切って乗り越えれる。
    ・自信を持つことで余裕ができると、なにがあってもたじろがず、後ろを振り返らずまっいいかと許容 できるようになる。それがもつべきよりどころ
    ・老人と呼ばれて捨てられなくなかったら、50歳から奥さんとの距離感を大切に。妻を一人の人間として尊重すること、彼女の自由な時間を大切にすること、必要以上に立ち入らないこと。夫婦関係でも自立した関係がベスト。
    ・死を考えることは、生を考えることにほかならない。50歳から考える死に方は、50歳からの生き方を考えることとイコール。
    ・人が年老いていくことが誰が成長と考えるか。老いは成長でもなく退歩でもない。ただ、変化である。 萩原朔太郎。

  • やっぱり50歳は曲がり角なんだな。さあ、頑張らないと。

  • 引き算の生き方、会社リタイア後の付き合いとかは理解するが、友達の取捨選択とかは、ちょっと感覚的には違うかな?

  • 今まで読んだ本はすべて「いかに生きるか」というものばかりですが、ほとんど初めて?「死に方」についての本を読んでみました。…よく思い返せば過去読んだ本の中では五木寛之氏の「林住期」もこれに類する本ですね。「意識すべきは隣ではなく自分」などアドラー心理学を彷彿とさせるところも。
     人生を84年とし、さらに1年間に凝縮して考えると、50歳は8月半ばに相当する。8月半ばに「今年も終りだな」と思う人は少ないはず。まだその時期にいるわけだ。しかし、65歳で定年になってから地域に溶け込もうとしても遅い。50歳からつながりを持っておかないといざ定年というときに立ち往生する。
     子供の教育の総仕上げに差し掛かる時期でもある。男としてここは逃げてはいけない。

     自分の経験と照らして、非常にうなずける部分が非常に多く、素直に読めました。

  • まあいろいろ参考になりました.
    序章:それは,夏の終わり
    →人生を1年に縮めて考えると,50歳は8月なんだと
    第1章:直面する現実と覚悟
    →老後資金は6千万といわれるが,その8割は年金で賄える/他人と自分を比べない/わが子の教育問題から逃げない!/”失う”覚悟を
    第2章:これからどう生きるか
    →ばくちのような投資はしない/友達は減らす/”オタク”といわれる趣味を持ってる人は,それを伸ばすもよし/deadlineを設定し,そのはんいで実現できそうは”目標”をもつ/”じじ殺し”=目上に好かれる人間になれ
    第3章:いま,すべきこと
    →じぶんの拠り所をもて,そうすれば心に余裕が生まれる/ボランティア,
    第4章:その先にあるもの

    これは読売新聞の

  • 第一の人生第二章を生きる私にとっては良薬となる書籍に出会えました。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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