チャイルド―異形コレクション〈7〉 (広済堂文庫―異形コレクション) (廣済堂文庫 い 6-7 異形コレクション 7)

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (582ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331607053

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  • テーマはあらゆる形、いや、あらゆる異形の”闇の子どもたち”…表紙がこ、怖い…。
    矢崎存美先生→穏やかな掌編…と見せかけて。静かで動かないものが一番怖い。
    朝松健先生→あ、安土桃山ゴシック…?????
    山口タオ先生→ホラーかと思ったら、なんか悪い話じゃなかったな…。
    南條竹則先生→あ~~~こういうのんのかバディ?怪異譚みたいな感じ、オタクは全員好きでしょ…。
    篠田真由美先生→なるほど、そっちの視点…。
    田中文雄→た、確かにあらゆる意味でアダルトだった…。チャイルドなのに…。
    萩尾望都先生→萩尾望都はマジでいついかなるときも萩尾望都なんだよなあ…。
    安土萌先生→こ、怖かった…。果たして息子は何者だったのか…。
    奥田哲也先生→ミノタウロスとは…なるほど…。
    飯野文彦先生→多分収録作で一番気持ち悪くて、色々な意味でヤバめな短編。それは本当に愛なのか??
    竹河聖先生→孕んだのは、孕まされたものの正体は…。新婚さんは読んじゃあかん。
    岡本賢一先生→収録作で一番グロテスクでドメスティックでハッピーエンド。
    森奈津子先生→ベンジャミンバトンかと思ったら…ど、どういうことなんだ…????収録作で一番ミステリアスかもしれない。
    斎藤肇先生→国産みとはたまげたなあ…。
    宇野亜喜良先生→宇野先生のイラストはいつもヤバくて美しくて凄い。
    本間祐先生→本の虫の子…。お母さんがああなっちゃった話とかも知りたかったな…。
    江坂遊先生→オーイオイオイ!!的なコメディに見えるけど、けっこうなホラーだと思う。
    太田忠司先生→不気味な雰囲気作り?みたいなのがほんとに見事だなって思う…。
    岬兄悟先生→めちゃめちゃに怖いし気持ち悪かったな…。い、嫌過ぎる…。
    高瀬美恵先生→高瀬先生の謎アジア民話は毎回面白い。しかし、怖い…でもどこか美しい…。
    山田正紀先生→なんか事件としてリアルにありえそうで怖かったな…。
    久美沙織先生→おぞましい現実の悪夢から、まさかSFにまで飛躍するとは…。
    菊地秀行先生→一種のパンデミック小説なのかもだけど、結局すぐそばにある脅威が一番怖い。
    井上雅彦先生→”映画”とか”子役”ってテーマもいいよね。

  • 萩尾望都目当て。

  •  総勢23名による子供を題材にしたホラーアンソロジー。
     萩尾望都さまが描いてるっていうので、買いました。で、違うもーさまの作品集で読んだやつだったけど、何回読んでももーさまは深いです。
     子供でホラーってなると、かなりパターン化されてるような気もするのだけど、パターンだなって思わせるものはそれなりに、目新しいものは新しく、いい作品集めてると思います。
     でも、作品の扉にいちいちある絵が、うーん、多分この異形コレクションのウリなのかもしれないけど、私にはちょっと邪魔。絵、そのものは面白かったんだけどね。結構、アクが強いからへんに先入観がはいってしまった。
     と、これがあるゆえに、オタク度が倍になってるとも思いましたww

  • H20.9.12.IBF.898

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著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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