- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334037376
感想・レビュー・書評
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#読書開始
・2016/10/24
#読了日
・2016/10/27
#経緯・目的
・新聞を購読していないが関心はある。そのため、読み方を学ぶために購入。
#達成、感想
・日経新聞、新聞業界の実態、さらには日銀、官僚批判も行っている。相当に勇気がいったこただろう。敬服する。
・メディアというものを素直に受け入れがちだが、疑うこと、真理を追究することが肝要だと感じた。これからは新聞に限らずメディアの見方が変わる。
#オススメ
・経済学、ジャーナリズムに興味がある方。
・新聞を読む方は一度目を通して良いと思う。=幅広く推奨。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もと日経新聞の記者が書いた日経新聞についてのことで面白く読めた。なぜ日経新聞の紙面がこうなってしまうのか、ということがわかる本。
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元日経のエース記者が日経新聞の問題点を提示し、日本経済を苦境に追いやった責任を追及する。「日経は財務省と日銀に頭が上がらない」「日経の記者の多くは経済学を学んでいない」とびっくりするようなことが書いてある。
僕は日経を購読しているので、否応もなく日経の論調や社説の影響を受ける。自分の考え方に影響を与え続ける存在のことをしっかりと知れてよかった。
個人的には、日経には経済紙としてのライバルがいないことが問題ではないかと思う。ライバルがいないから、記事の質を高めようとか、圧力に負けずにスクープをあげるとかの努力がされないんじゃないかと思う。