「お金」って、何だろう? 僕らはいつまで「円」を使い続けるのか? (光文社新書)
- 光文社 (2014年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334038267
感想・レビュー・書評
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対談本だからこんなものかな?読みやすい。評価経済と叶恭子さんの話は面白かった。オンラインサロン?150人いれば小さな経済圏が作れるってのは良い。戦争が減り病気の治療法も確立されてきた、はハズレ。2014年の作品。
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2020/4/13購入
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お金
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巨頭同士の対談で期待した割にはイマイチ。岡田さんの発想の飛び方があまり面白くないし、山形さんは終始マジメというか、ただあきれて消極的な返ししかしていあい、という感じだった。
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面白く読んだ。特に学生の遊びとアーチストのところかな。
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今ある貨幣経済が当然・最善のものではない、経済はナマモノだってことが感覚的に理解できる本でした。
時代に敏感にならなくちゃいけないように思ったよ。 -
ただの雑談かな・・・。
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評価経済社会を唱える岡田氏と今ブームの21世紀の資本の翻訳者でもある山形氏の経済についての対談した一冊。
金利とプロジェクトの相関関係や経済と貨幣は相関関係がある。モノがあって、カネが動かすヒトがいることなど経済の根幹が本書で理解できました。
本書では岡田氏の評価経済社会を軸として話は進み、それをもとに山形氏が応えていますが、評価社会経済の理論と山形氏の資本経済の理論とは全く水と油のようで噛み合ってない印象を受けました。
例えば公共事業の話は小さいコミュニティなら評価社会の原理は通用しそうだが、市町村、国家単位のレベルになると山形氏の資本経済の原理でないとうまくいかないだろうと感じました。
「評価経済社会」を読んだときは腑に落ちたところはあったが、山形氏のような国家単位のマクロ経済に精通してる方との話となると目指しているところも違い、噛み合わない部分が多く、非常に理解に苦しむ部分が多いと感じました。
読んでみて生徒→教授→大学という金銭の流れのある大学のシステムは非常に教育が有意義なものになるのではないかと感じました。
あと発展途上国と教育の関係や援助の話は知らないことが多く、非常に勉強になりました。
金融システムと前に読んだ評価社会経済、そして最後に提唱されていた自由時間経済と幸福度を計るものがお金だけでないということを本書を読んで感じました。
数値化できて共通の認識もあるお金というのが一番理解しやすいということも本書を読んで感じました。
戦後、現在までの成長を遂げてきた現代社会でお金に関する認識も様々にあることを本書で感じました。色々とお金と経済というものに対して考えさせられる一冊でした。 -
【共著:山形浩生】
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岡田斗司夫が頭のいい人に無茶な質問をしちゃうシリーズ。
本書にも評価経済や贈与経済の話が出てきますが,愛人問題で窮地に立たされた岡田斗司夫さんが,今後「評価経済」を使ってどのように復活するのか,その経過を見届けるのが肝だと思っています。
有事における評価経済の使い方は金融危機並みに参考に出来ると思うので。