ふたり探偵: 寝台特急カシオペアの二重密室 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334074715

感想・レビュー・書評

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  • 頭の中に事故で意識不明中の恋人が同居するSF的ミステリ。特急カシオペアに連続殺人鬼が現れるという話。覆面作家と二重人格というモチーフの中で、作者ならではのトリッキーな結末を期待したかったが、消化不良だった。トラベルミステリ的要素も薄い。

  • カンニング少女と同じ作者ということで読んでみた本。ちょっと非現実的な面もあるミステリー。最後にはどんでん返しが。。。

  • 「……幽霊刑事?」って一瞬思ったのは私だけ?
    「シリアルキラーJ」の「J」とは、「自己満足のJ」だと思う。あんた、そんなことで殺してんのかいっ! はた迷惑なやつだなー。だけどこれ読んで思わず、ネットで検索かけたくなった(笑)。
    トリックとかはなんか、賛否両論ありそう。だけどすごく面白かったと思う。たしかにね、こういうのは考えることあるけれど。こういうふうに持っていくとはねえ。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    北海道の取材を終えた向河原友梨らムック本の取材班は、寝台特急「カシオペア」に乗る。だが友梨は、取材旅行の直前、同僚の笹川耕平が失踪したことに不安を感じていた。彼は、シリアルキラーJに関してある予言をしていたのだ。一方、友梨の婚約者でJを追う刑事・胡田は、Jに監禁されていた耕平から連絡を受ける。耕平から、Jの標的が「カシオペア」の友梨たち取材班の中の人物だと伝えられた胡田だが、Jの罠に陥り、意識不明の重体に!そのとき、友梨の体にある異変が…!本格推理のニューウェーブ・黒田研二が放つ、移動する二重密室の謎とは。

    内容(「MARC」データベースより)
    北海道の取材を終えた向河原友梨らムック本の取材班は、寝台特急「カシオペア」に乗る。だが、取材旅行の直前に同僚の笹川耕平が失踪し…。本格推理のニューウェーブ・黒田研二が放つ、移動する二重密室の謎とは?

  • ミッシング・リンク、密室殺人、正体不明のシリアルキラー、そして、なんともユニークな『2人の探偵』…特別寝台特急〈カシオペア〉に乗車し、腕によりをかけた'謎と論理のフルコース'を召し上がれ。ちゃちい、と感じる点と、巡らされた伏線に納得!の点と。2つの感想が入り乱れる感じ。カシオペアに詳しければより味わえるかも?

  • トリックはとも登場人物がいいですね〜。このカップルの行方に興味深々です。

  • 前のブグログ参照

  • ありがちな設定でありがちなオチでしたが、定石を踏んでいて読みやすいです。一気に読めますが、先が読めるのでスリルを味わいたい人は向かないかなぁ。私は好きですけど。

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著者プロフィール

黒田研二(くろだ けんじ)
はじめに(前半)
第1 章 こころの病とリカバリー──回復を阻害するものの克服──
関西大学名誉教授、大阪府立大学名誉教授、西九州大学教授 医学博士
専門は社会医学、社会福祉学、公衆衛生学。精神疾患、難病、認知症をもつ人々や要介護
高齢者の支援に関する研究を継続している。
【著書・業績】
『地域包括支援体制のいま──保健・医療・福祉が進める地域づくり』(編著)ミネルヴァ書房,2020 年
『学生のための医療概論(第4 版)』(共編著)医学書院,2020 年
『高齢者福祉概説(第4 版)』(共編著)明石書店,2014 年 など

「2021年 『ポスト・ソーシャル時代の福祉実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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