- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334733704
感想・レビュー・書評
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超能力者の話で面白かった!
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「燔祭」の続編。
続きが気になる。 -
凶悪事件発生と追跡が始まります
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正義の為に念力放火能力パイロキネシスを操る青木淳子
彼女の正義は鬼畜な若者へ向けて解き放たれる
東野圭吾のさまよう刃チックにストーリー上の悪への憎悪を煽り正義のための処刑が繰り広げられるスリリングな展開
燃焼促進剤を使わずに放火対象物を芯から焼き尽くす事件の連続に放火班刑事石津ちか子が真相に近づけずにいる
淳子の正義は暴走エスカレートし対象範囲が広がり始めるなか
裏で糸ひく組織ガーディアンが淳子を揺さぶる
大阪帰路で寝かせてくれなかった一冊。面白いね。 -
女性が光る宮部作品には、ハズレがない。
ずいぶん前に読んだはずなのだがきちんと覚えておらす、読み直してまた引き込まれた。
炎で人を殺すことができる、異能の女性。
自分の力を認め、行いを肯定し、でも自分に行き詰まっては悩む。
自分の孤独を持て余しながら傷つき、力を発散させる彼女はいったいどこへ? -
何が正義で悪なのか一概には言えないし、ガーディアンズの
言うことも理解できるし面白かったんだけど、主人公に感情移入ができず★二つ。 -
・ストーリーがおもしろい
・ハラハラする
・夢中になる -
念力放火能力という特殊な力を持って生まれた者の悲哀がテーマの、一応ミステリ。
短編集『鳩笛草』に収録され、フジテレビ「世にも奇妙な物語」で広末涼子主演でドラマ化された『燔祭(はんさい)』のその後とも言える長編小説だ。
物語が進むに連れ、常識外で生きていくしかない超能力者の生き辛さが浮き彫りとなっていく。
この社会から疎外された感覚は、超能力でなくても今の私たちの生活にも通じるものがあると思う。 -
2002年9月11日購入。
2004年10月24日読了。 -
研ぎ澄まされた超能力を持つ淳子。自分は装填された銃だと言い、その能力を使っていく。一方、淳子の起こした焼死事件を追う警察に、ちか子がいた。
再読。かなりきれいに忘れているので、ものすごく面白い。
SFともリアルともつかないこの緊張感がたまらなく好きだ。
「───不公平だわ」