- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334737801
感想・レビュー・書評
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2005年12月20日購入。
2005年12月29日読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
胸がキューンとなるラブストーリーです。切ない!
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「恋愛ミステリー」と銘打ってあるけれど……これは微妙だなあ。ま、面白いんだけれど。ファンタジックSFな要素が強くて、「恋愛ミステリー」を念頭に置いて読み始めるとちょっと予想外。でも最後に明かされる「謎」には、なるほど納得。
なるほど、これをビーグルにしたのは巧いな、と思った。たしかに他の犬種だと、いまいちだなあ。犬好き必読。そうじゃない人でもお薦め。微笑ましくて、読後感もほんわかする一作。 -
2008/10/21
バルーンタウンのシリーズとは趣の異なったお話。
『雨恋』に近いか・・・
ミステリよりもファンタジーとして読めば楽しめる。 -
むこうの世界とこちらの世界。平行世界。
同じような犬「スパイク」を連れた男女が出会う。
互いに惹かれあうが、実はお互い別世界の人。
ちょっと探偵小説っぽいところもあるが、もっと早めに調べることだろうと思ったり・・・^^;
なんとなく男女の関係も読めた・・・。 -
2004年11月22日読了
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世にも珍しい探偵役の『彼』の存在が大きい。キャラクターでぐいぐい引っ張っていってくれる。ラストの後始末は、そんなに大きな驚きも感動も無いけど、うまい具合に纏まってはいるかな?
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SFミステリー恋愛面白犬小説。
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ある土曜日下北沢で出会った青年は、彼女とそっくりなビーグル犬(名前も同じ「スパイク」)をつれていた。互いに好感を抱いた二人は一週間後の再会を約して別れるが、彼は現れない。いぶかしむ彼女に、そのときスパイクが……という犬のスパイクと彼女の一週間の物語。前に読んだこの著者の数冊はちょっと苦手だったけれど、これは読みやすくて恋愛小説としても読後感も悪くない。犬好きな人にオススメ。
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……よい。「え、なんで?」というフェイントのような謎が随所で決まり心地よかった。ちょっと切ないし。
やっぱりすごいよ松尾由美。
ワンちゃんの好きな人、叙情SF好きな人に薦めよう♪
解説ではそっくりなビーグル犬(しかも名前まで一緒)とその飼い主が出会うこと以外ネタばれになりそうで書けないと書いてあったのですが。
初めて読む人にはちょっと注意しておきましょう。
犬がしゃべったり、ちょっとSFチックな設定がだめ!な人はやめといたほうがいいかも。
知らずに手にしてだまされたと思うのはやっぱり嫌だと思う。
でも知った上で読んで松尾由美の名前覚えて欲しい気も……。
解説 / 吉田 伸子
カバーイラスト / 松尾 たいこ
カバーデザイン / 盛川 和洋