スパイク (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.19
  • (3)
  • (20)
  • (45)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 190
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737801

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2005年12月20日購入。
    2005年12月29日読了。

  • 胸がキューンとなるラブストーリーです。切ない!

  • 「恋愛ミステリー」と銘打ってあるけれど……これは微妙だなあ。ま、面白いんだけれど。ファンタジックSFな要素が強くて、「恋愛ミステリー」を念頭に置いて読み始めるとちょっと予想外。でも最後に明かされる「謎」には、なるほど納得。
    なるほど、これをビーグルにしたのは巧いな、と思った。たしかに他の犬種だと、いまいちだなあ。犬好き必読。そうじゃない人でもお薦め。微笑ましくて、読後感もほんわかする一作。

  • 2008/10/21

    バルーンタウンのシリーズとは趣の異なったお話。
    『雨恋』に近いか・・・
    ミステリよりもファンタジーとして読めば楽しめる。

  • むこうの世界とこちらの世界。平行世界。
    同じような犬「スパイク」を連れた男女が出会う。
    互いに惹かれあうが、実はお互い別世界の人。
    ちょっと探偵小説っぽいところもあるが、もっと早めに調べることだろうと思ったり・・・^^;
    なんとなく男女の関係も読めた・・・。

  • 2004年11月22日読了

  • 世にも珍しい探偵役の『彼』の存在が大きい。キャラクターでぐいぐい引っ張っていってくれる。ラストの後始末は、そんなに大きな驚きも感動も無いけど、うまい具合に纏まってはいるかな?

  • SFミステリー恋愛面白犬小説。

  • ある土曜日下北沢で出会った青年は、彼女とそっくりなビーグル犬(名前も同じ「スパイク」)をつれていた。互いに好感を抱いた二人は一週間後の再会を約して別れるが、彼は現れない。いぶかしむ彼女に、そのときスパイクが……という犬のスパイクと彼女の一週間の物語。前に読んだこの著者の数冊はちょっと苦手だったけれど、これは読みやすくて恋愛小説としても読後感も悪くない。犬好きな人にオススメ。

  • ……よい。「え、なんで?」というフェイントのような謎が随所で決まり心地よかった。ちょっと切ないし。
    やっぱりすごいよ松尾由美。
    ワンちゃんの好きな人、叙情SF好きな人に薦めよう♪
    解説ではそっくりなビーグル犬(しかも名前まで一緒)とその飼い主が出会うこと以外ネタばれになりそうで書けないと書いてあったのですが。
    初めて読む人にはちょっと注意しておきましょう。
    犬がしゃべったり、ちょっとSFチックな設定がだめ!な人はやめといたほうがいいかも。
    知らずに手にしてだまされたと思うのはやっぱり嫌だと思う。
    でも知った上で読んで松尾由美の名前覚えて欲しい気も……。

    解説 / 吉田 伸子
    カバーイラスト / 松尾 たいこ
    カバーデザイン / 盛川 和洋

全23件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

一九六〇年、石川県生まれ。会社勤務を経て作家になる。八九年『異次元カフェテラス』を刊行。九一年「バルーン・タウンの殺人」でハヤカワSFコンテストに入選。主な著書に「ニャン氏の事件簿」シリーズ、『おせっかい』『ピピネラ』『九月の恋と出会うまで』『嵐の湯へようこそ!』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松尾由美の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
宮部 みゆき
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×