ヴァニティ (光文社文庫 ゆ 3-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767358

感想・レビュー・書評

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  • 女同士の見栄、嫉妬、羨望…
    どの話もありそうでなさそうで、でもあるような
    そんな話の連続。
    読了した後には、自分の背中を押してくれるような作品ばかりでした。
    カバーも素敵で、手元においておきたくなる一冊です。

  • 女のどろどろを短編にまとめてる。毒々しいけどハマる。

  • どれもいい話なんだけど、似たような話が多くてふわっとした印象しか残らなかったかな。その中でも、午前10時に空を見る、婚前、ラテを飲みながらは面白かった。彼女の躓き、あしたまでの距離のようなドロドロ系もわりと好き。

  • ティファニーブルーに、シンプルだけどおしゃれなデザインの表紙。でも、中身はタイトル通り。アラサー女性の様々な生き方は、どれも共感。
    「午前10時に空を見る」は、「永遠の途中」のワンシーンを思い出しました。どの道を選んでも、どこかでもう片方の道の方が良かったのかも、と悩む。わたしもついに、その世代になったのだなあとある意味感慨深くなりました。

    わりと後味の悪いお話も多かったけれど、それはそれでありかなあと思えるのが、唯川さんのパワー。
    「あしたまでの距離」がいちばんすきかなあ。2016.09.07

  • 様々な女性を描いた、様々なテイストの短編集。
    色んな話が書けるんだなあ。

    物語に合わせて文字の組み方を大胆に変えたり、背景があったり、そうゆう編集の仕方の工夫みたいなのもとてもよかった。

  • 手のひらの雪のようにが良かったかな。
    恋って後悔の連続。
    本当に好きだから許せない。
    分かる。笑

    これでいいの?って思いながらも、自分で歩いて行くしかないんだ。自分の人生を。

  • もう若いとは言えない。
    でもすべてを許せるほど大人でもない女性達のオムニバス。

    20代後半〜30代前半の、現実世界にもがく女性達に共感しっぱなし。

    通った人にしかわからない内容ではあると思う。

    現実は、こんなはずじゃなかったの繰り返し。

    それでも生きていかなきゃ何も変わらない。

  • 幸せって何かな?と悩みながら、恋や仕事、結婚に精一杯なアラサー女子の短編集。

  • 登場人物が言った言葉が
    自分に言われてるような気がした。
    そんなこと、、小説の話では済まされない。
    人生何が起こるかわからない、思うようにいかないなぁっていうまさにこの小説のテーマが
    ぎゅっとつまっていた。
    短編で読みやすいけど、薄っぺらくなくて、
    読み応えがある。

    恋愛小説のおもしろさを唯川さんで知った。
    もっと唯川さんの作品読みたいなぁ。

  • ラテを飲みながらがよかった。
    好きな人に好きって伝えるのが、どうして恥ずかしいの?って…全くその通りでございますね。

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