壺の町 (光文社文庫 も 20-2)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769246

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  • 不動産を引退した夫婦と娘が殺害され、娘の浮気相手の男が真相を探す話。絡んでくる阪神淡路大震災、壺の町という表現に胸を突かれる。しがらみが生み出した事件で、しがらみと人情は紙一重だと再認識する。どこに感情を持っていけば良いのか……混沌とする。

  • なんだか思わせぶりな証言がおおく、笑笑
    でもきっとこの人が犯人なんだよなぁ。でもなんで?

    なんか怪しい、怪しい、怪しい

    と、最初から犯人は分かりかけてるんだけど、理由がわからない。理由はわかってもどうやって?っていう読者と一緒に一歩一歩謎解きです。

    まさかの犯人大どんでん返しが来るかとビクビクしてましたが、わりとすんなり終わった。解決。ラストの淡々としたやり取りはなかなかシュールで好きです。笑笑

    小説家が謎解きするっていうのも新しい切り口でした!!!!!

  • 二人の人物の語りが多く、それでストーリーを
    展開させていた
    両親とその娘が焼死した事件
    娘の不倫相手が小説家で疑いがかかるが
    独自に調査を進め・・・
    徐々に事件の核心に迫る展開
    ページ数のわりにボリュームを感じた作品でした

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著者プロフィール

愛媛県生まれ。銀行勤務の後、学習塾を経営。デビュー作『神の手』が、電子書籍で異例の大ヒットを記録して話題となる。2011年、『大絵画展』(光文社)で、第14回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。

「2023年 『最後の記憶 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

望月諒子の作品

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