寒梅: 隅田川御用帳(十七) (光文社文庫 ふ 17-22 光文社時代小説文庫 隅田川御用帳 17)

著者 :
  • 光文社
3.56
  • (2)
  • (9)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 71
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775322

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • L 隅田川御用帳17

    このシリーズ完結してたとは知らなかった。というわけで残りを読了。
    たしか遠方で行う指令を申し渡されていたんだよなぁと思い出しながら読み始め。もはや橘屋関係ないし、よくあるお家騒動を解決する、みたいな。藩政を正すって1人が介入してどうにかなるもんなのか。
    このシリーズ終わってることがわかってるからまあまあまあ…と言った感じ。
    橘屋の面々が魅力的なだけに登場しないと花がないな。

  • 越後秋川藩から柏崎へ

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「消息を絶った密偵を捜してほしい」―縁切り寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは―。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。

    令和元年5月20日~21日

  • 2017年9月光文社文庫刊。書下ろし。シリーズ17作目。寒梅、海なりの2つの連作短編。楽翁の密命で、塙十四郎が活躍し、ちょっとした冒険活劇になっている。再開記念のボーナスステージのようです。

  • 【収録作品】寒梅/海なり

  • 4年振りに復活! 出版社が変わり再刊された第1作のあとがきで、作者が「まだ出版してなかった最終巻」って書いてたのが、この作品。江戸を離れ、十四郎が越後で活躍する話2編で、番外編的。これで本当に終わりのようだが、ちょっと淋しいなあ~

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原緋沙子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×