声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334785277

作品紹介・あらすじ

アナウンサーの致命的な言い間違いから、思わずニヤリの上品な下ネタ、そして愛すべき落語の世界の味わい深いセリフまで。酒場で飲んでいても昼寝中でも、行き交う言葉に耳を澄ませて集めた「笑える日本語」の数々。落語家にして小説家でもある著者ならではの「耳の付け所」が冴え渡る!確実に笑えてタメになる傑作エッセイ。一席、お付き合いのほどを。

感想・レビュー・書評

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  • 閉店した横浜野毛の武蔵屋が三杯までだった。
    この本には都内の事例が出ている。
    この本は純粋な暇つぶし用の本。

  • 落語家である筆者が出会った興味深い日本語のついてのエッセイ。
    題名が「声に出して笑える日本語」なので、自分もそれを期待して読んだけど、それがあったのは最初の方だけだった。「悲しみのズンドコ」とかさ。あとは落語家仲間の面白い言い回しとか、若者言葉とか。落語の言葉遣いってかっこいいと思うので楽しかったけど、「言いまつがい」みたいなのを期待してると、それとは違うと思う。

  • テレビでの言い間違いや、言葉の誤用についてのエッセイ
    落語界のエピソードもそこそこ、下ネタもそこそこ

    ありがちな間違いや、どこかで聞いたことのあるエピソードが多い
    漢字の読み間違いにしても、知ってるから読めるけど普通に読んだらそう発音してしまうのも仕方がないと思えるものがほとんど
    まぁ、情報を伝えるアナウンサーが読み間違えているのはいただけないのはわかる
    ツッコミの対象が一般人だとしたら、「最近の若いもんは言葉を知らねぇなぁ」という高齢者のウザい愚痴に思える

    落語会の話にしても、盛ってたり、真偽が疑わしいようなものもあるので、それらを込みで楽しめる人向け

  • 2020.08.14読了

  • 内容が古い。笑えない。聞いたことある話が多い。

  • 話題がちょっと昔なので、かえってそれがおかしかったりする。

  • アナウンサーや解説者の恥ずかしい言い間違いを突っ込んだ本。落語家さんだからこそ気づくポイントで、ほんとに読んでて笑い声が出た。新幹線移動のお供に最適。

  • 日常のあるある日本語間違いから
    落語由来の言葉の蘊蓄。

    談志のエピソードも興味深い。

  • 落語は1回見に行ったくらい。特にファンでないからかもしれないが、人の揚げ足をとって喜んでいたり、素人なのにやるなぁといった上から目線、偉ぶった態度など、面白いというよりいらっとする部分が多かった。不謹慎なネタもあるし、正直笑えるものはほとんどなかった。うまいこと言えるっていうのと面白いかどうかは違うよなー。普通に師匠や一門の話を書いている方が面白かったのでは。

  • 2017/02/21再読
    日本語のシャレた所が詰まった本だ
    落語も興味

  • 「時に傾聴に価する話もありますが、私は相手が日本語を喋る場合、内容にあまり興味を持ちません。口調や言い回しに注目するのです。声、抑揚、語彙、癖、語尾等が気になってならないのです。で、いかにしてこの人は作られたのかと、そのバックボーンが知りたくなるのです。」

    ふむふむ、何を語るか、よりも、どんなふうに語るか、ですか。

    そうです。噺家さんは、話し言葉を扱う、専門家・職人さんなのでした。

    その鋭い観察眼があってこその楽しい小話集。

    絶妙な言い間違いなど、くすっと笑ってしまう話も多いけど、妙に記憶に残ってしまうので、結婚式で「ふしだらな娘ですが、末永くよろしくお願いいたします」などとやらないように要注意。

  • 20150530読了

    落語家の立川談四桜の本。
    日常みつけた面白いことばの使い方を紹介する。
    符丁、やもめなど知らないことばが多かった。落語の世界にも京見をもてた。

  • 声に出るほど笑えるかというのは別として、肩肘張らず、気軽に読める小噺集。

  • 女性キャスターがやらかした「ご遺族は今、悲しみのズンドコに沈んでいます・・・」など、実際にあった日本語にまつわる失敗談を、落語家らしい視点でチャラ化してくれたエッセイ集。

    その他、左利きの語源など、これまで知らなかったトリビアネタもあって、そこそこには面白かったんですが、あんまし記憶には残らなかった。笑えるまでには到らなかったなぁ。

    (2014/11/30)

  • [ 内容 ]
    アナウンサーの致命的な言い間違いから、思わずニヤリの上品な下ネタ、そして愛すべき落語の世界の味わい深いセリフまで。
    酒場で飲んでいても昼寝中でも、行き交う言葉に耳を澄ませて集めた「笑える日本語」の数々。
    落語家にして小説家でもある著者ならではの「耳の付け所」が冴え渡る!
    確実に笑えてタメになる傑作エッセイ。
    一席、お付き合いのほどを。

    [ 目次 ]
    ズンドコ
    海のモズク
    ハングル精神
    ガイコン者
    ひまつぶし
    おサツを申し上げます
    先立つ不幸
    ふしだらな娘ですが
    朝立ち
    座右の命は1・5〔ほか〕

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • イマイチ。
    ちょっと軽めの本を読みたいと思って電子書籍で読んでみたが、アナウンサー、タレントの言い間違い、昨今の女子高生たちの話し言葉、同業者の変な言葉づかいなどなどの羅列なのだが、いまどき、この手の表現は、ネット上で誰かがまとめて列挙している例が数多あるので、どれもなんだか新鮮味に欠けるというか、聞いたことのあるような話が多かった。

    続巻もあるようだけど、もういいや。

  • 日本語、落語面白い

    恐れ入谷の鬼子母神
    149
    言い訳をするその口でなぜ謝らねぇ
    とにかく謝っちまえ、頭を下げろ、下げてるうちに小言は頭の上を通る。
    小言は不快感の解消、吐き出してしまえばスッキリする。スッキリすれば余裕が生まれる。
    そこで始めて言い訳ができる。

  • 保有状況:譲渡&購入日:40179&購入金額:740

  • 面白かったが、同じようなネタの繰り返し

  • ちょっと時間が空いた時にペラペラっと読むのに最適!歯磨きしながら、とか、はばかりで、とか、どこから読んでもいいし。
    まあ、この手の書物も数多くありますが、落語家さんだけに洒落がきいてて粋だって感じがしました。印象に残るものも多いのですが、いっぱい並べられると印象が薄れるかな?だから、やはり、チリポリと思いついた時の、ちょっとした時間に読むのがいいんじゃないんですかい?

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著者プロフィール

1951年、群馬県生まれ。1970年、立川談志に入門。1990年「シャレのち曇り」(文藝春秋 現PHP文庫)で作家としてもデビュー。以来、本業の落語会で全国を飛び回りつつ、多くの小説、エッセイ、書評等を執筆。主な著書に『談志が死んだ』(新潮社)『声に出して笑える日本語』(光文社文庫)『いつも心に立川談志』(講談社)『落語家のもの覚え』(ちくま文庫)等がある。

「2022年 『文字助のはなし 立川談志を困らせた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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