- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334790578
感想・レビュー・書評
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今まで読んできた東野圭吾作品とはちょっと異なった作風。あっさりしていて読みやすい。終盤はドキドキさせられたが、シンプルな展開だった。たまにはこういう感じもいいかも。携帯ではなく電話、パソコンではなくワープロが出てくるところは、時代を感じた。
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東野圭吾さんにしては比較的ライトなお話。読みやすいし、流れるように読み進められます。登場人物は少なくないけれど、ごっちゃにならない感じ。
初めて東野圭吾を読む人にはお勧めの1冊ではないかな。 -
裏表紙にも書いてあったが、確かに昭和だからこそのって感じ。
個人の情報なんて、今は絶対明かしてくれないだろうし。
なんとなく身近な人って感じで犯人は推測できたけど、
クルーズ旅行で起こった事故の内容がずっとわからなかった。
それに登場人物がいろいろで頭がごっちゃになった。 -
個人的に東野圭吾作品70作品目!
東野圭吾の昭和の時代の本格ミステリー!
主人公は女性の小説家
殺されたのは主人公の恋人?
連続する殺人事件に共通するのは過去の事故?
個人情報がダダ漏れ、スマホが無いから成立する事も・・・
主人公がバーボンのロックを飲んでいるのが凄いなぁと思いました。
本書を読んで昭和を思い出してください! -
ミステリーでは定番の、無人島で起きた事件を解明するストーリー。
著者としては王道の進み方という感じがして、こういう本も書くのかーという感じ。
誰も報われないので、読後感はあまりよろしくない。 -
おもしろくなかった訳ではないけれど、もう一度読みたいかというと、うーん…という感じの作品。モヤモヤが残りました。あとは「あたし」という苦手な一人称が頻出して気になってしまい、話に集中しづらかったです。
ただ、重厚ではなく、比較的軽めのミステリーなので、サクッと読みたい方にはおすすめです。 -
珍しく、途中から犯人が分かってきた。
他の人も書いていたが、
最後は一番悪いやつが残り、利用されただけの人は死ぬ。
結末がスッとしなかった。
まあ世の中なんてそんなもんか!
タイトルの11文字の殺人が最後の方まで出てこないので、
本を手に取るインパクトはあるが、作品の中でのインパクトは小さかった。 -
所々時代を感じさせる描写が気になった。犯人は予想がついたけど、終わり方はあれでよかったのか。モヤモヤが残る。
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相変わらず人物描写がペラかったなあ…
私、結構東野圭吾の小説への評価は辛めなんで、贔屓目に見たらそうでもないのかなあ…と思ったら、そんなこともなくしっかり低評価で安心した。笑
いろいろ納得いかなかったけど、一番は志津子を助ける際の竹本の交換条件。
どんなに女好きでもありえないでしょ、
せめて、陰であの時のことを笠に着て関係を迫るのはわかるとして、あの場ではねえ…
ラストもすっきりしなかったし、個人的には☆1よりの☆2でした